大地震がやってきたら・・・・

最近、多いですね・・・大地震。
日本ではしばらくデカイのは来ていませんが、いずれくることは確か。

1923年 関東大震災       7.9
1995年 阪神淡路大震災  7.3
2010年 ハイチ大地震     7.0
2010年 チリ大地震        8.8
20xx年 東海大地震      8想定 2039年までに87%
20xx年 南関東地震     7規模 2036年までに70%

「7.9」とか「8」いう数字はマグニチュードです。
あと30年以内には、南関東か東海のどちらかで起こりそうです。
どうしましょう?

地震で怖いのは、初期の揺れもそうですが、その後のこと。
関東大震災では、建物の倒壊よりも
その後の火災でなくなった方が多かったとか。
さすがに阪神淡路では火災でなくなった方は全体の2割。
なくなった方の8割が建物の倒壊です。

マンションはどうなのでしょう?
あの阪神淡路の時、東京の某広告代理店の営業部長が、
震災の直後に現地に乗り込んで、とあるクライアントが
分譲したマンションの写真を撮りまくってきたそうです。
その写真は、そのマンションデベロッパー各支店のロビーに展示されました。
「当社のマンションは、1棟も倒壊しておりません」
これに、大きな嘘はありません。
実際、マンションや病院の中にいて死んだ方は、ほとんどないそうです。

ただし・・・だからといって安心はできません。
東京は、兵庫県よりも古いマンションが多いはずです。
地震の規模も、阪神淡路は7.3。
関東大震災の時は7.9だそうですから、これだけでは安心できません。

ところで、最近は中古マンションの購入相談が多くなりました。
私は、自分の著書の中でも中古をお勧めしています。

でも、気をつけていただきたいのは、耐震性。

ひとつの基準は昭和56年(1981)6月1日。
実はこの日から、建築基準法の新しい耐震基準が施行されました。
この日以降に建築確認を申請された建物に適用されています。
したがって、竣工日でいえば昭和57年の後半以降。
昭和58年の竣工なら、ほぼほぼ新基準と考えていいでしょう。

なぜ、これを基準にするかというと、
阪神淡路大震災で、これ以前と以後の建物の被害はエラく違ったのです。
新耐震基準以降の建物は、被害がいたって軽微。
逆に、大破したり倒壊したのは、ほぼ全部がこれ以前。

ですので、中古マンション・中古住宅を買う場合は、できることなら
昭和58年(1983)以降に竣工したものがよろしいかと思います。
現状で、築27年ということになります。
それ以前でも、耐震補強がなされていればいいでしょう。
戸建て住宅の場合は、購入後にご自身で補強されるのなら、
築30年や40年でもよいかと思います。

もうひとつの基準は、地盤。
いくら新耐震基準であっても、地盤が弱ければ安心とはいえません。
また、旧河川立地は特に脆弱です。
阪神淡路の場合も、倒壊した建物の多くが、
この旧河川立地だったといわれています。

では、地盤や土地の来歴は、どうやって調べればいいのでしょう?
いろいろな方法があるようですが、素人ではかなり煩雑。
現に、私も自分ではそこまでできません。
「ほんじゃあ、どうすりゃいいの?」ということになりますね。
そういう場合は、四の五の迷わずに専門家に依頼するのが上策。
それは、確かにコストがかかります。
でも、何千万円もの買い物をするのに、
十数万円の「調査費」を惜しんではいけません。
何千円かのお買い物をするのにも、誰かに電話で聞くことはあるでしょ?
それと同じです。
私の信頼する専門家は、いつもの通りベストサポートの大友さん。

株式会社ベストサポート
東京都新宿区高田馬場4丁目
0120-234-212
www.best-sup.com/
残念ながら、対応は首都圏だけです。

この方の辞書には、「手を抜く」とか「適当に」という言葉がありません。
調べる限りは、徹底的に調べてくれます。
そして他人の「手抜き」は、容赦なく「指摘」されます。
だからこそ、頼んで安心なのです。
今まで、私の相談者を何人もご紹介いたしましたが、
一人として彼の仕事に不満を述べられた方はいません。
その仕事ぶりは、他のいかな大手事務所をも凌駕しています。
大友さんのような方があと100人いれば、本当に業界は進化するのですが・・・


2010/3/9 19:17 Comments (0)

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