「嘘つき」たちの黄昏

しかし、舛添君のケチ臭さと言うか、インチキ臭さというか、
かなり不愉快な話の連続ですね。本当に姑息なお方。
文春に実母を介護したのは大嘘であると暴かれています。
まあ、ああいうお方ですからこれからもネタはいっぱい出るはず。
もうどう考えても辞任しかないでしょうね。

ちょっと前はショーンKとかいう人物。
テレビを見ない私には、「へえー」というような出来事。
このお方も稀代の嘘つきみたいですね。
もう二度と世間に出てこれないのではないでしょうか。

人間、嘘と言うのは間尺に合わないモノです。
必ず自分にマイナスとなって返ってきます。
カンタンに言うと嘘で1万円儲けても、
その嘘がどこかで1万円以上の損失になっているのです。

たいがいの嘘つきは、その平凡な真実に気づいていません。
だから、平気で嘘をつきます。それも、大きな声で。
分りやすく言うと、韓国人ですね。
国ごと嘘をついています。韓国人個人も多くが嘘をつきます。
「息を吐くように嘘をつく」と言いますからね。

結局、韓国人は彼らの行くところ、不信の目で見られます。
地球が小さくなった今、東洋人の中で日本人と韓国人、
中国人の違いを分かる人は確実に増えています。
日本の好感度が年々増しているのに、中国と韓国は下がりっぱなし。
連中は平気で嘘をつく、という認識が広がっているのです。

まあしかし、嘘つきには未来永劫それが分りません。
舛添君もショーンKも、そんな中の有象無象だったのでしょう。
ちょっと前に、ベッキーが嘘をついて散々な目にあっていました。
政治家やタレントが嘘をつくことに、日本人は慣れています。
ある程度、寛容と言っていいかもしれません。

キリスト教世界では、やや違いますね。
十戒の中に「偽証をしてはならない」というのがあります。
これは、裁判とかに限らず「嘘をいうな」ということ。
舛添君のように嘘を本に書くのも、立派な偽証です。

アメリカという国は、根っこにピューリタンの思想があります。
聖書の教えを忠実に守ろう、というのがピューリタン。
嘘を言うなんて、とんでもないことなのです。
だから、嘘を言った政治家は厳しい目で見られます。
ヒラリー・クリントンや、その旦那に対して世論が冷たいのは
あの夫婦はともども「嘘つき」だと見られているからです。

幕末に新選組という剣士の集団がありました。
彼らの掲げた旗には「誠」という文字があったといいます。
英語で言えば「オネスティ」ですね。
「自分たちは、自分たちの誠を貫く」という意気込みでしょうか。
それとも「口先だけの集団にあらず」という気概でしょうか。
私は、新選組を全面的に肯定するわけではありませんが、
あの旗はけっこう好きですね。あのストイックさも。

嘘と言うのは、だいたいがバレます。
バレなくても、疑われればそれだけでかなりのマイナス。
10個の嘘をついたら10個全部バレる、なんてことはいいません。
10個の嘘をついて1個バレても、アウトです。
その人間の信用が無くなってしまうからです。

よく言いますね。
信頼を築くのには時間がかかるが、崩れるのは一瞬だ。
今回、舛添君は多分100個くらいの嘘をついて7つくらいが
今のところバレているのではないでしょうか。
嘘と言うのはゴキブリと同じくらい汚らわしいこと。
1匹見れば10匹いるように、ひとつの嘘の背後には10の嘘があります。

虚言癖、というビョーキがありますね。
もう、そのへんにウジャウジャいます。気持ち悪い連中。
私から見ると、共通項があります。
「自分に自信を持っていない」
本来の自分以上の何者かに自分を見せたがるビョーキです。

SNSやブログなどで、本来の自分と違う自分を作りたがる
タイプも、ほぼ同類のビョーキ人間と考えられます。
これまた、一種の嘘つき行為と言っていい症状。
素のままの自分を、ちっとも誇りにしていないのです。
こういうお方、私と心のあり様が対極にあります。

先日、京都のちょいと上品なお店に連れて行ってもらうのに、
ゴムの短パンとポロシャツという格好で参上しました。
さんざん、怒られました。連れて行ってくれたお方たちに。
他のお客さんは、みな上品なお姿。私だけその辺の道端のオッサン。

私は平身低頭、連れて行ってくれたお方に謝りました。
つまり、彼の「顔をつぶした」ということに謝罪しました。
そのことを心底、申しわけないと思ったのです。
その彼が真顔で私にこう尋ねました。
「お前せやけど、その姿で、この店入って、恥ずかしないの?」
私は、そういうことで嘘をつけない性分です。
「いや、お前に恥をかかせたのは悪いと思う。せやけど、恥ずかしくはないなあ」
彼は目を丸くして、再び尋ねました。
「ほんまに、ほんまに、恥ずかしないの?」
「わるいけど、ないなあ」

私は座っただけでウン万円の銀座のクラブにでも、
同じような格好をして入ったことが何度もあります。
そういうことに、ほとんどかまけない人間なのです。
でも、TPOを弁えないのは、一種の欠陥ですね。
今回、それなりに反省しました。

舛添君なんて、立派な経歴と頭脳と、押し出しのある男です。
何ゆえに嘘をついて世間をごまかす必要があったのか、不思議。
多分、根っからの品性が下劣なのでしょうね。
品、というものは本当に生まれ育ちでしか身につきません。

ショーンKというお方も、嘘にまみれた人生。
あの種のビョーキは、今や韓国を笑えない蔓延の仕方。
小保方さんも、多分スタップで嘘をついたのでしょうね。
この国も「正直者がバカを見る」社会になってしまったのか。
ただ、嘘がペイしない行為であることは確かです。

さて、恒例の「バリ島不動産セミナー」を7月2日に開催します。
会場は馬喰横山駅徒歩1分。
「セトル」さんという仲介業者さんが入るビルの4階会議室。
ご好意でお借りできることになりました。
以前の会場よりも狭いので、定員は10名です。

7月23日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

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2016/6/8 0:52 Comments (9)

9 Comments

まろたんさん、こんばんは。

私は言葉を紡いで糊口をしのいでおります。
「国語」の大切さがよく分ります。
学校時代の成績はイマイチでしたが。

実は、学校の先生でも日本語の怪しい人が多くて(笑)。
国語の先生からいただくお手紙がヘンだったりとか。
確かに英語もいいですね。ITも必要。
でも、基本は日本語でしょ。

歴史は好きですよ。
でも、最近、ちょっと意欲減退。
「歴史とは何か」ということを知れば、
歴史はそれぞれの娯楽みたいなもの。
韓国や中国にとっては、捻じ曲げて利用するもの。
アホみたいですね。
嘘も百回言えば本当になる、みたいな。

今日もお神酒タイム。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/06/09 21:49 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「儚い」と。
「ニンベン」に「夢」と書きますね。
なんと味わい深い文字でしょう。

英文字に比べての、漢字の「味わい」。
言葉の言葉たるものが、沁みて来ますね。
そして「かな」文字。
しみじみ、しみじみ、ですね。

思うんですわ。
もっともっと「言葉」こそを、大事にせんとなと。
日本語=国語を、文字を、大事にせんとなと。

まさに、我らが「拠って成り立つもの」だよと。
アイデンティティ、じゃけにのう。

英語も良し。
ITも良し。
金融も、その他全般も、すべて良し。
が。
やはり、まずは国語を「しっかり」と。

あとは「歴史」かのう。
数え切れない人びとが生きて死んでいった。
これ即ち、歴史。

まさに、
「幾時代かありまして、茶色い戦争もありました」
と、
中也の詩文にあるように。

「今」なんぞ、
ながーい歴史の中「まばたき」のようなもの。

そこを外すと「エロがっぱ」のように。(笑)
あーあ。
ここいら辺りが「今」平成の「オチ」でっかー。(笑)

失礼しました。
ごきげんよう。

2016/06/09 20:47 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

私には、その手のエピソードはおまへん。
それは、まろたんさんのご人徳でしょう。

しかし、人生は儚いものですね。
先日、ある方に自分の人生が終わることを告げられました。
まあ、天寿でしょうか。
それにしても儚い・・・・

私は「あと20年」かいなと思いながら生きていますが、
目の前のことに追われて、ゆっくり考えたこともなし。
今月も1冊分の原稿を書かねばなりません。
月末までに3本の締め切り。
今日は連載原稿・・・

些事ですね。人生は些事の連続。
そして黄昏ていく。
まあ、嫁はんに「離婚しましょう」なんて
いわれんように、せいぜい励みます。

しかし、おなごはよう分かりません。
被害を受けぬためには、近づかんのがいちばん。
ここ20年は、ずっとそうしてます(笑)。

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/06/09 11:55 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

以下、5年くらい前の実話です。

自宅マンションの地震保険に加入の件で、
某大手損保会社のセールスマンと自宅で会いました。

ひと通りの説明を受け契約書に署名。
これで所用は完了。
30分くらいのやりとりでした。

で、そのセールスマン。
いきなり、こう言ったのです。

「ぼく、離婚したんです」

初対面ですよ。
しかもビジネスで会って、まだ30分のこと。
いきなり出し抜けに、ぽっと言い放ったんです。

「ぼく、離婚したんです」
とね。
そのあとのやりとりは割愛しますが。

見た目、四〇才前後。
体格も良く、顔もふつう以上かと。
まともなサラリーマンという風情。

私、
この手のエピソード、けっこう、おますわ。
ま、人生いろいろ。
なんなんでしょうねー??

ごきげんよう。

2016/06/09 11:17 | by まろたん

榊さま。

こんな時代ですから、
こんなふうな話は、どおでしょう?

或る日、長年連れ添った女房が言う。
「別れましょうよ」
亭主、驚いて返す。
「え!今まで、うまく行って来たじゃないかー!」
こんなシーン。
珍しくはない、ようで。(笑)

今、ざっくりと。
年間60万組が結婚し、20万組が別れる。
3組に1組が「サヨナラー」と。
あらら、3年で「総とっかえ」ですかー。

まあね、
結婚・夫婦生活は好きにせいや。
ですが。
我らが暮らすニッポンも・日本人も、
「こんなふう」に変わって来ているようですね。

この先、
我と我が女房の生きておる歳月。
せめて。
「へたるなよ」ニッポン!

あとは野となれ、アホーどり。
じゃけん。(笑)

参院選。
改選1人区は32。
すべて「共産党も 相乗り」統一候補。

ごきげんよう。

2016/06/09 08:38 | by まろたん

まろたんさん、こんばんは。

結局は、人間ですね。
一番おもしろいのは人間。
一番わるいのも人間。
一番うっとうしいのも人間。

清張は普通に好きです。
まず、外れがありませんからね。
あんなに人間の心の暗さを表現できる人はいなかった。
いただいた資料を読んでいて感心したこと。
出征時に誰かに預けた蔵書目録。
そこいらの学者顔負けですね。
あの世代には、小学校卒業で
あそこまで教養のある人がおったと。
わが親父と同年代ですが、
ビックリします。

まあ、今日もそんなこと考え乍らお神酒を。

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/06/08 20:57 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

さて。
作家・松本清張ですが。

私、呼び捨てにしておりますが、
最大の敬意を抱いておりますよ。清張に。
まずは、誤解なきよう。

清張たるや「ただ者」ではない。
もちろん、もちろん。
われが言うまでもなく。
で、ニンゲンの「格」を考えるわけです。

けっきょく。
「ニンゲン」ですよ。
「ニンゲンそのもの」だよと。

ま、これが「小市民」たる私の、
人生66年の、自分とニンゲンの「始末記」です。
ですから「盤石・不動」です。
ああ、不動産じゃないですよ。(笑)

でね、けっきょく、
「つまらんのうー」
と、思うんですわ。

我と世のニンゲンをみて、
つくずく、つくずく、
思うんですわ。

「つまらんのうー」って。

が、が、が。
これが、ニンゲンそのもの、でしょうな。

ならばならば、やっぱ、
ニンゲンたるや、
「つまらんのうー」って。(笑)

チープな時代になりました。
ニンゲンもチープに。
昔もチープでしたが、ますます、ますます。
でしょうか。

とは言え、
お神酒さえあれば、我が世の春。(笑)
あとは野となれ、アホウどり。

ごきげんよう。

2016/06/08 19:33 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

今日、東京はちょっと暑め。
外を歩くと汗ばみます。
エロガッパ君、進退窮まっていますね。
まだできると思っているのは本人だけでしょう。
しかし、自民党も人材難ですね。
まあ、9月までは生きながらえるのかもしれません。
どーでもええ、といえばどーでもええ話です。

参院選、意外と野党が善戦しそうな気配。
安倍君を嫌う人は多いですから。
それよか、アメリカの方が面白い。
トランプ大統領でどうなるの? の世界。
そんなん、安保破棄なら憲法改正なんてぶっ飛ばしますよ。
怖いもの見たさで、楽しみにしています(笑)。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/06/08 13:18 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

スタップ女。聾唖の黒めがね。
極めつけは朝日新聞。いわゆる「日本版リベラル」。

「エロがっぱ」は、金にセコく汚い。みみっちい。
「どのツラさげて」の会見。カエルのツラにナントカ。
しかしです。思うんですが。

彼の素顔を、メディアは知っていたのでは?
さも騙されたと言わんばかりの報道ですが。
メディアこそ、御都合主義ですけんね。

私は「美談」は信じません。
「母の介護」なんて「もってこい」のネタ。
「出来過ぎ」というヤツですよ。
ま、フィクションだろうと思いました。
で。
これもメディアは、事実を知っていたのでは?
「使うとき」を狙ってホールドしていたのでは?
ま、妄想ですが。(笑)

しかし「政治家の貧困」。
これ即ち「有権者の愚民化」。
あーあ。一億総グーミンですな。

騙すニンゲンの精神は卑劣で、卑しい。
「十字架」に掛けられるべきです。
しかしです。
騙された有権者にも責任がありますね。
グーミンも「共犯者」と言えば、言い過ぎでしょうか?(笑)

まもなく参議院選挙。
自公は「エロがっぱ」を「どうさばく」のでしょうか?
安倍晋三閣下は「動く」のでしょうか?
「トバッチリ」を受けるのだけは、避けたいでしょう。
選挙は「水モノ」と言われますけんね。

残り半年。予断を許さない情況ですね。

18日は「松本清張記念館」訪問。
しばし「俗」を離れて。
西部戦線、異状なし。

ごきげんよう。

2016/06/08 03:43 | by まろたん

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