柔らかい日本の私

人間社会には不思議な現象があります。
それは、アタマの固い人間は常にアタマの柔らかい人間を
羨み、妬み、嫉む、という半ば法則みたいなもの。
同じ世界に住んでいても、アタマの柔らかい人間の方が
活躍の場は広く、成功するケースが多いものです。
これに対して、頭の固い人間は狭い場所に追いやられて、
あまり世間から高く評価されない傾向があります。

そういう境遇に腹を立てるタイプのアタマの固い人間は、
華やかな場所にいるアタマの柔らかい人間を憎みます。
ただ、心の中で憎しみの感情を燃やすだけでなく、
往々にして悪口を言いまわったり、ケンカを仕掛けたりします。

アタマの固い人間は、そもそも自分のアタマが固いことに気付きません。
なぜなら、自分のアタマが固いことに気付くためには、
ある程度はアタマが柔らかくて素直な性格でなければならないから。
そのどちらでもない人間は、一生アタマが固いママに終わります。

ちなみに、アタマが固いか柔らかいかは学校時代の成績とは
正比例の関係にはありません。まあ、少しだけ連動します。
アタマが柔らかい方が勉強は楽なのですが、
柔らかすぎると面白いことが多すぎますので(笑)。
例えば、東大を優秀な成績を卒業していても
アタマの固い人は五万といます。霞が関のみなさんがそうでしょ。

もう少し分りやすい例えを示しましょう。
日本と韓国の関係です。
日本はアタマの柔らかい国。韓国は硬い国です。
ノーベル賞を取るために必要なのは、暗記力ではありません。
どれだけ上手に他人の技術を模倣するかでもありません。
いかに独創的な研究でそれまでの常識を打ち破るか。
新しい発見や発明を成し遂げて人類の文明に貢献するのか。

こういうことは、アタマの固い人には不可能です。
日本のノーベル賞受賞者を見ていると、秀才型だけではありません。
秀才プラス独創性(アタマの柔らかい発想)ではないですか。
東大の学部と院を優秀な成績で通過して学位を取っても
鳴かず飛ばずの三流学者で終わる輩もおれば、
地方の国立大学を出てノーベル賞を取るお方もいらっしゃいます。

19世紀の後半、日本は押し寄せる列強諸国におののき、
七転八倒の苦しみの上に多くの血を流し、政治体制を変えました。
いわゆる明治維新です。
「このままでは列強の植民地になる」と考えた当時のサムライの中には
恐ろしくアタマの柔らかい人がたくさんいました。
島津斉彬や勝海舟、福沢諭吉、坂本龍馬なんかがその最たる存在。

アタマの柔らかさと言うのは、既存の価値観からいかに自由かと言うこと。
徳川の幕藩体制が250年も続いていた時に「これは古い」と
考えられるということ自体、かなり発想が自由ですね。
それをまた誰かに伝える勇気ももっていた。
さらに、日本の武士社会がそれを受け容れる柔軟さがあったのです。

片や同じ時期の朝鮮半島。まったくアタマがガチンガチン。
明治政府が「日本は体制が変わって天皇が中心に国を治めています」
という手紙を送ったら、
「天皇とは何か?『皇』の字を使えるのは中華の皇帝だけだ。こんな無礼な手紙は受け取れない」
といって、突き返してきました。アタマ固いでしょ?
なんという頑迷さでしょうね。これが征韓論の原因。

彼らは中華文明の一番弟子である「小中華」を名乗っていました。
西洋人がやって来て、最新文明を見てもちっとも
価値観を変えていなかったのです。
日本のことを、ずっと自分たちより野蛮な国と見做していました。
その結果、彼らは国さえも失ってしまったのです。
取り戻せたのは日本の敗戦という幸運であって、
彼らが自力で奪い返したのではありません。

朝鮮人たちの頑迷さは、今も続いています。
彼らの価値観の根本には「日本は自分たちより下である」という、
ほとんど根拠がない「前提」に立脚しています。
その前提に立てば、かつて日本に36年間も支配されたことは
本来の実力ではなく、「不幸なる間違い」でしかありません。
歴史に向き合わないから、いつまでたっても「アタマの固い国」。

彼らは「自分たちが優越している」という百年以上前の干からびた
価値観から未だに逃れられていないのです。いわば精神的囚人です。
しかし、現実には多くの点で日本の方が韓国に優越しています。
サムソンが世界中で販売している製品のほとんどはどこかの模倣です。
その基礎は年収1億円で雇われた日本の技術者たちが築きました。
彼らにとって、そういう都合の悪いことは表面的な理解に入りません。

彼らが世界一と言うハングルだって、長年蔑まれてきたのを
日本統治時代に掘り起こして普及させたのは総督府の教育方針。
戦争中は朝鮮人の多くが帝国陸海軍に志願しました。
そういう過去もすっかり忘れています。

ところが、いくら嘘で固めても、彼らも心のどこかで感じています。
「日本は俺たちよりも勝っている」 だって、実際にそうです。
彼らは日本を模倣することで、この150年を生きてきました。
しかし、それは絶対に認められないことなのです。
それを自覚すると、彼らは精神の平衡を保てないでしょう。
きっと、国ごと発狂してしまいます。

それって、ビョーキでしょ。
そうなのです。韓国はビョーキを患った嫉妬ブタの国なのです。
彼らが真実を決して認めないのは、基本的にアタマが固いから。
これまで刷り込まれてきた「韓国の方が日本より上」という
既成概念を打ち破るアタマの柔らかさと勇気がないのです。

こういう嫉妬ブタにはいくつかの特徴があります。
・自分が劣っているから優れた相手を嫉妬している、という基本構造に気付かない
・相手は自分より劣っているから、他の誰にも嫌われていると思い込む
・ところが、相手は自分よりも輝いていて実績も上げているから、そのことは自分が劣っているのではなく世間がおかしいと思い込む
・第三者に会うと誰彼構わずに相手の悪口を言いまくる(告げ口外交)
・そのことによって相手を貶めていると思い込んでいるが、実は自分の評価が下がっていることに気付かない
・自分がこれだけ相手を意識して憎んでいるから、相手もそうだと思い込む
・そもそも相手が悪いのだから、自分はどんな卑怯な手を使っても許される
・常に強烈に相手を意識しているから、気づかないうちに真似をしている
・相手は意識していないのに、常に比較して自分が上だという根拠を探す
・薄い根拠が見つかると「勝った」「勝った」と騒ぐ
・何か都合の悪いことが起こるとすべて相手のせいにする

この「自分」を韓国に、「相手」を日本とすれば、全て当てはまります。
彼らがビョーキの嫉妬ブタである限り、日本には勝てません。
ノーベル賞を未来永劫取れないことはないでしょうが、
数で日本を上回るようなこともないでしょう。

日本人でも時々「韓国病」的なお方がいらっしゃいます。
アタマの固い人は、見ていて悲しくなります。
ほとんどの人が、自分がそのビョーキだと気付かずに一生を終えます。
アタマの柔らかい人がいつの間にか固くなる例はたくさん。
しかし、その逆を私は知りません。やんぬるかな。

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5 Comments

日本の医学部を出てノーベル賞を取られたのはIPSの京都大学山中先生くらいで、医学部を出るとノーベル賞は取れないと思ったほうがいいというくらい仕事がキツく、忙しくて、
頭の固い人間を作る教育になってるんですよね。
 どこの時代や場所でも教育があれなら結果なんか出ないという証明みたいなもんで、自戒しつつ頑張りたいものですね。

2016/11/07 17:12 | by あき

まろたんさん、こんばんは。

震度2ですか。まずはよかったですね。
地球の歴史からすれば、人間の一生なんて瞬き。
消耗品以外の何物でもおまへん。

好きなことして一生を過ごす・・・
なんてのは1%もおりませんな。
まあ、凡人はアタフタしているだけ。

それでも、一日の最後をお神酒で締められれば幸せ、
ということで生きているのでは有馬温泉。

本日、別件でH氏と会いました。
もろもろのお話し。
我らは同世代ですのでね・・・

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/10/22 21:53 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「すべて人間は消耗品」でっか。(笑)
ま、そうかもねー。

67で、年寄りぶるワケでもおまへんが、まあね、
思うんですわ。人生、
「好きなことやって、気ままに、おもろく」
生きたもんガチやなー!
って。

これ、気ずくんが、ちーと、遅かったかあー。(笑)
われ、ドタマが、ちーと、固かったかあー。(笑)
ま、ええわ。過ぎたこと。

さて。
今回の鳥取地震ですが。
当地「西部戦線、異状なし」でおました。
震度一2。ほとんど、揺れの体感なし。
御心配に及ばず。

ですが、次は何処。コワーイ!
なんか、多いですよね。このところ。
「お祓い」でもやりますか。(笑)
まさに、一寸先はヤミ、でんなー。

ごきげんよう。

2016/10/22 20:28 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

「すべての男」ではなく「すべての人間」は消耗品です。
長く生きても100年で、そのうち使える期間は長くて50年。
あとは無駄飯喰らい。こんな効率の悪い生き物はおまへんで。
先日、元アナリストで今は大の猫好き人間と語り合いました。
猫は家の中で飼うと20年生きるそうな。
まあ、猫についてはまろたんさんの方がよくご存知のはず。
しかし、野良猫は3年か4年の寿命だそうな。
人間も野生同然に生きれば、平均寿命は30いかんでしょう。

ところで、昨日の地震はいかがでしたか?
まろたん県については報道がなかったので
まあ大丈夫ならん、とは想像しておりましたが。

しかし20万人都市と言うのは、ちょっと想像できませんね。
こっちは3千万人の都市圏。
関西でさえ1千万人を超えているでしょう。
しかし、今時ネットさえあればさして利便性は変わらぬとは思いますが。

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/10/22 10:57 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

現代の日本人、
東京都に暮らすのは「10人に1人」
首都圏に暮らすのは「4人に1人」
三大都市圏と百万都市に暮らすのは、
「2人に1人?、イヤもっと多いか?」

当地はトキオから1千キロ離れた「地方都市」
県庁所在地とはいえ、人口20万人弱。
ここに7ヵ月暮らしてみて、50年暮らしたトキオと比べる。
何がどのように違うか。または同じか。

7ヵ月暮らしてみて、すこーし見えてきた。
現代日本のトキオと地方20万都市の比較。
当地に暮らす人、意外にもトキオの事物に関心が少ない。
つまり地元志向ですね。

ただワカモン・例えば学生などは地方色ナシ。
情報がリアルタイムなので、トキオと同期しています。
例えば若き男女のファッションは、シブヤ男女と同じ。

つまり「見た目」は同じなのですが、しかし何かが違う。
その「何か」が、私には、まだよく分かりません。
まだまだ「ヨソモン」ですわ。(笑)

地元大学を出てトキオをはじめ大都市圏に就職する、
というワカモンが何割位いるのか不明ですが、
少ないのではないかと。私の推測ですが。

それと、
大学内をウロウロして感じるのは、女子大生が多い。
これも私の見た感じ・印象に過ぎませんが。
男子は大都市圏の大学に進学するからか?

親は、我がムスメを手元に置いておきたいから、
地元大学へ進学させるのか?
きょーび、ムスメのほうが役に立つ!(笑)

「男はすべて消耗品である」と言ったのは村上龍か?
男が生き辛い世の中・社会になって来たと感じますね。
これからの若い男に、若干、同情申し上げる。(笑)

話が迷路に入ったようですので、このへんで。

ごきげんよう。

2016/10/22 02:38 | by まろたん

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