ビョーキな人々の切ない現実

人間の心というのは、かなり不安定なものです。
鋼の心を持った人など、この世にはいません。
みな、何かしらの事象に怯えたり、不愉快な気持ちを
抱きながら日常を過ごしているものです。

そういうことを仏教では「迷い」といいます。
仏教的に解脱すると、そういう心労から解き放たれます。
私は今でもそういうことを「ホンマかいな」と思います。
キリスト教では、どんな人も一生迷っています。
だから、神様といろいろなことを約束するのです。

まあ、どの宗教がどうのこうのというつもりはありません。
基本的に宗教というものはインチキだと私は考えています。
それに、日本人の多くには強い信仰はありません。
また、神仏に心が支配されているお方も少数派。

さて、しかしここで厄介なのが人間の心。
人間というのは、何かしら心のよりどころを求めるものです。
つまり「正しいこと」や「なすべきこと」をしていたいのが人間。
そういう弱い心を、様々なインチキが浸食していきます。

今の日本で、もっとも分かりやすいインチキといえば、
「サヨク」あるいは「リベラル」と呼ばれる考え方でしょうね。
例えば、某大新聞は安倍君が大嫌いのようです。
今年の前半は森友と加計問題を連日のように取り上げて、
かなり偏った報道をなさっていたといいます。

そのことを暴いた書籍が最近刊行されましたね。
そうしたら、今度はその著者を「訴えるぞ」と脅しています。
あのねえ、大新聞というのは「報道の自由」を守る立場でしょ。
自分たちに都合の悪い書物が刊行されたからと言って、
その著者を「訴える」というのは何なんですか?

大新聞でも「反安倍」と「親安倍」に分かれていますね。
まあ、それはいいのですが「反安倍」系のメディアは
もう何が何でも安倍君を貶めようとしています。
その姿勢たるや、ビョーキと言っていいでしょうね。

ビョーキの人には大きな特徴があります。
まず、何よりも自分の立場が正義であると思い込んでいます。
あと、面白いのは自分たちは常に多数派だと考えているところ。
ところが、選挙をやるとそうでないことが判明します。
すると今度は「選挙制度に欠陥がある」と言い出します。

日本人は、ものすごくビョーキに寛容ですね。
その大新聞はかの隣国が騒いでいる戦争中の売春婦たちの
問題で日本国を大きく貶める大失態を演じました。
しかし、未だに多くの人がその大新聞を購読しています。
また、その新聞の報道が常々偏向していていることも
受け容れているご様子です。それでも、選挙に行くと自民に投票?
こういう現象を、私は理解できませんね。

その大新聞を購読しているのに、選挙になると自民党の
候補に投票しているであろう人は、おそらく100万人以上。
その100万人は、どうしてその新聞を読んでいるのでしょうね?
まあ、産経新聞を読みながら共産党に投票する人は
おそらく1万人もいないと思いますよ(笑)。

私が導かれる結論は、「市民の何割かはアホだから」というもの。
「何割」の割合が問題ですね。1割や2割ならよいのですが、
時には「8割くらいではなかろうか」と思うことがあります。
かの小池百合子君が都知事に当選した時に、そう思いました。
あのオバサンがインチキであることは、普通にニュースを
見ていれば普通に分かること、だと私は思います。

なのに東京都には291万人ものアホがいたのです。
それだけではなく、その後の豊洲問題での熱狂。
小池君を英雄扱いして恥じぬメディアは別として、
都議会選挙の結果は何だったのですか?
その後、衆議院選挙では「排除」発言で一気に冷却。
つくづく、「市民の8割はアホちゃうか?」と思わせます。

多くの人は、目を開いていても何も見ていませんね。
というか「見たい現実」しか見えていません。
そして、自分が見たい現実が目の前にないと、怒ります。
その次に、自分と同じように怒っている人を探して、
そういう人たちと群れます。そして「みんなそう思っている」
という風に考え、発言します。アホですね。

私は100人の中で私一人が違う考えを持っていても、
「他の99人がそう考えているから」といって、
99人の考えに従うようなことはできないタイプです。
むしろ「99人がアホやから分かってないねん」と思います。
扱いにくい人間でしょう(笑)。

まあ、違和感を抱きながら他の99人と
同じ行動をすることはよくありますよ。
しかし、私のアタマの中では「これはくだらんこと」と
考えているわけです。そして変えられるときに変えます。
私の価値観の中で「他に人がそうだから」というのはありません。

ビョーキの人というのは、だいたいは心が弱いもの。
だからビョーキになるともいえます。
自分に自信がないから、常に仲間を求めます。
「他の人もそうだから」ということで、
自分を安心させるのです。
そして、常に他人からの確認を求めます。

笑ってしまうのは、SNSで「いいね」の数を気にする人。
そういう人は、かなり他人を意識していますね。
心が弱い表れだと思います。
そういう人ほど、自分が嫌いな人は「世間から孤立」
していると思いたがるものです。嫉妬の原形ですね。

某大新聞が、安倍君がいかにも日本の民意から
孤立しているかのように演出したがるのも、一種のビョーキ。
しかし、現実にはそんなことはありませんよね。
その新聞を読んでいても自民党に投票しているわけで・・

ビョーキの人というのは、現実を現実として認めません。
そして、そういうビョーキは生きている限り治りません。
また、自分がビョーキであることなどつゆ知らずに生き続けます。
そして、時々ウツになったり精神不安定に陥って
精神病に至ったりします。お気の毒ですが、仕方ありません。
私のような人間は、そういうビョーキなお方を避けながら
何とか生きていくしかやりようがないのです。

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開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

12月2日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
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待ち時間が多少発生しましたが、
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2017/11/27 15:06 Comments (0)

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