ギラギラのオッサンがちょっと羨ましい

私の回りには、寄ると触ると自己アピールばかりする
ギラギラタイプのおっさんが何人かいます。
彼らは私にとって、とっても不思議な存在。
「なんでそこまで自分のことを宣伝する必要があるのか」
というところもそうなのですが、何よりも驚嘆するのは
その「生きるエネルギー」ですね。

何とか他人に自分を認めさせて、自分を大きく見せる。
そういう飽くなき承認欲求のエネルギーをたぎらせています。
そのおっさんたち、ほぼ私と同じが年上です。
ありていに言えば、もう人生はとっくに終わっています。
「ええかげん、あきらめろや」の世界です。

私は自分の人生をあと19年と勝手に決めています。
最近、それもかなり面倒くさくなって
「10年とか5年くらいに縮まらんかなあ」と思います。
生きていると面倒くさいことだらけなので、早く逃げたい。
かといって西部さんの真似をするわけにもいかんしね。

「生きる力」というのは、不思議です。
そのギラギラしたおっさんたちの人生をみていると、
まあそこそこなのですが、陰っている人もいますね。
ギラギラと自己アピールばかりすることは、多分マイナスにしか
働いていないと思いますが、本人たちはまったく気づかず。
彼らの交際範囲を見ていると、かなり狭そうですね。
ただ、基本的にかれらの性格は明るいので
一定の人々は周りにいるようです。

私は、世の中のことの99%は「どーでもええ」と考えています。
言ってしまえば、マンションの資産価値が上がる、下がる、
というのも、その99%の中に入っています。
ただ、私はそのことについて普通の人よりもちょっとだけ
説得力のあることを書いたり話したりできるので、、
それをビジネスのネタにしています。

韓国だって、中国だって、北朝鮮ネタも99%の範囲内です。
ただ、面白がるにはいい材料だと思っています。
近頃は、自分の教養のために本を読まなくなりました。
今さら教養を深めてもしゃーないやん、という気持ちです。
わざわざ手間ひまかけて、お金かけて美味しいものを
食べたいとも思いません。美味しいものは美味しいですが。
今さらキレイな女性とお近づきになりたいとも思いません。
美人を眺めているのは悪くはありませんが(笑)。

まあ「生きる力」というか意欲が減退しています。
「最後は大学『教授』になりたい」と思っていましたが、
それも近頃ではどーでもよくなりつつあります。
なっても自慢する人がいないことに気付きました。
もう、みんなあの世へ行ったか、機能不全状態。

今さらもっと輝かしい地位や名誉を手に入れなくても、
現状でも十分にちやほやしてくれる人に囲まれています。
まあ、自分としては「こんなもんやろ」と思える人生ですね。
そして、自分の限界もよく分かったつもり。
世の中には私よりも出来の良いのがわんさかいます。
さらに言えば、私はかなりの怠け者。努力しません。
というか困苦努力する、という機能がありません。

つまり、私はギラギラのオッサンたちと比べると
かなり「生きる力」が弱く、意欲も小さいわけです。
何といっても余生が縮まらんかいな、と思うほど。
こう言うのって、もしかしたら統合失調症の
初期症状かもしれません。なんか、それも嫌ですけどね。

かつて私は世の中の森羅万象に好奇心を持っている、
ということを豪語しておりました。
あらゆる分野の本を読みまくっていました。
八重洲ブックセンターに行くと読みたい本だらけ。
「これ、全部読めんやろか」と思いましたね。
今はそんな気持ちがほとんどなくなりました。
なんでやろ、と思いますね。

まあ、若い時に比べて人生の可能性が狭まったから、
というのも大きいかもしれませんね。
自分よりも優秀な人間に出会って「かなわん」という
経験をいくつも重ねたことは大きいでしょう。
しかし、何よりも馬齢を重ねることで人生の終わりが
見えてきたことが最大の理由かもしれません。

80を過ぎた爺さんたちがが、未だに嫉妬やマウンティング
といった劣情に流されている姿を眺めて、呆れかえったのも
「長生きなんかしてもしゃーないな」と思い始めた
ひとつの原因かもしれません。

あれやこれや、理由を付けても結局私の
「生きる力」は急速に減退しているようです。
ギラギラのオッサンたちを見習いたいとは思いませんが、
どうしたら老いても人生のモチベーションを失わないのか、
何か方法を考えた方が良いと思う今日この頃です。

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2月25日 (日)・3月8日(木)榊淳司の不動産売却相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:2月25日(日)11時~16時
開催日時:3月8日(木)17時30分~21時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

上記の時間、私が相談会場におりますので、
どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

さて、みなさんにお願いです。
現在、私はタワーマンションについてアレコレ研究しています。
しかし、何分にも資料やデータが不足しています。
実際にタワーマンションを購入して住んでいる、
なるべく多くの方からお話しを聞きたいと思います。
そこで、まずは東京の中でも湾岸エリアにある、
以下のタワーマンションを購入して居住中の方で、
「榊の取材を受けてやってもいい」というお方は
ぜひ「お問合せ」からご連絡下さい。

匿名を希望されるという方は、匿名でも結構です。
ただし、以下のいずれかのマンションを所有かつ居住していると
私が納得できる何かを取材時にご持参ください。
当研究所は貧乏ですので、取材謝礼はありません。
喫茶店などでの取材をご希望なら、費用は負担します。
「うちのマンションに来い」というのなら伺います。
「お前のところに行く」というのなら、おいで下さい。
もう一度もうしあげると、取材を受けてもいいという連絡は
下記からお願いします。

お問合せ

 

取材したいタワーマンション一覧

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2018/2/2 0:15 Comments (8)

8 Comments

奏子さん、こんにちは。

残念ながらギラギラのオッサンほど
「生きる力」は強くありません(笑)。
嫌なことからは逃げまくり。
嫌いな人種からも逃げまくり。

統合失調症について詳しそうですね。
こんど、ゆっくりとお聞かせください。
別途、メールを送っておきましたので。

確かに、銀座の一流ホステスさんは素晴らしい。
しかしあの仕事、相当にストレス溜めそうですね。
私には真似できません。
アホの相手はがんばっても1時間がせいぜいですから(笑)。

では、メールの件を楽しみにしております。

ごきげんよう 榊淳司

2018/02/05 14:45 | by Sakaki Atsushi

まろたんさん、こんにちは。

たくさんのコメントをありがとうございます。
本日、東京は少し暖かいです。
嬉しいですね、こういう日は。

50年も前の友人ですか・・・・
創価学会の勧誘かマルチ商法でなければいいですね。

しかし、煩わしいのが人間。
めんどうくさいのが他人の嫉妬。
しかし、他人が生きている限りついて回ります。

さて、今日は某集まりの新年会です。
場所が遠いので早めに出かけねばなりません。
その前にやることいっぱい。
まあ、いつもながらの貧乏暇なしですね。

まろたんさんも、何かおやりになればいかがでしょう。
ここにコメントを入れる手間ひまで
十分にブログが運営できますよ。

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2018/02/05 14:41 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

いろんな人がおります。当マンションにもまた。
昨日・日曜のお昼、出掛けようとエレベーターに向かう。
我が住戸は4階。
エレベーターが、上から降りて来たので乗りました。

エレベーターには、中年の女が一人だけ乗っていました。
まったく初対面の人。背後から、
コンニチハと挨拶されたので、コンニチハと返しますと、
その中年女、曰わく「寒いですね」と。
「寒いです」とワレ。
女、続いて「こんなに寒いとは思わなかったです」と。
ワレ「・・・」。

女、更に続けて曰わく。
「ワタシ、カンサイから来たんです」と。
「カンサイですかー」と返したところで、
エレベーターが1階に着きドアが開きました。
で、ワレ、足早に外に出ました。

ま、それだけの出来事なんですがね、
この初対面の中年女は、ワレに何が言いたかったのか??
ダンナの転勤で移って来た賃借人なのか??
世の中、いろんな人がおりますね。

結局、ニンゲンなのですが、榊さまの言葉の通り、
イチバン面白いのがニンゲンで、
イチバン面倒くさいのもニンゲン。と。

五〇年も前の友から手紙が届き、こんな文言が。
「煩わしくなることがあります。
人恋しくなることもありますね。
仕方ないのでしょうか」

ごきげんよう。

2018/02/05 02:01 | by まろたん

こんばんは。
まだまだ好奇心は旺盛な奏子です(←)
興味の対象は色々な(変な)方向に向かいます。
だから榊さんの文章やお話を面白いと思うのかも知れません(笑)

心はオッサンでも一応女子(オナゴ)の立場で言わせていただきますと、
ギラギラオッサンは「ウザイ」の一言です。ごめんなさい。
でも、裏を返せば単純で扱いやすい。
マウンティング始まったな~と思ったときは、ウンウン頷いて
「へぇ〜凄いですね~」などと言っておけば、勝手に上機嫌になってくれます。
コツは目を見開いてややオーバーアクション気味に言うこととと、
「ココがこう凄いね」と相手の自慢ポイントを突っついてあげること。
この辺り巧いのは、やはり銀座辺りで一線を張るホステスさん達ですね。
(営業職と接客業足して2乗したエキスパートだと思うのです)

あ、榊さんなら万一統合失調症になってもそう心配ない気がします。
(ならないに越したことはないですが)
あれは人間の醜い本性が剥き出しになって暴走する病気でして、
元が飄々とした性質&病識があれば、さほど周囲に害はありません。
(サンプルは身近な3名ほど)
ギラギラしたまま罹ったら…さぁ大変です(笑)

2018/02/03 09:20 | by 奏子

榊さま。


世の中、いやなヤツ、いるんだね
人生、生きがいを見失い
きっとワタシの何もかも、イヤなんでしょ
顔を見るだけで、腹が立つんでしょ
何処かへ消えちまえと、八つ当たり
世界はアンタなんか、欲しくない。

以上、吉田拓郎・歌「a day」抜粋。

こういうヤツって、おりますよね。
幾つになってもドタマの悪い中学生レベルのヤツって。

ですが、こういうヤツでも女房・子持ちだとー。
ウーン。深い。
男とオナゴ、複雑怪奇・魑魅魍魎でんなー。(笑)

ごきげんよう。

2018/02/03 07:23 | by まろたん

榊さま。

どんなひとだってさ、
ひとはみな「独りで死んでゆく」んだよ。
どんな「承認」をワガモノにしたとしても。

「散骨」という埋葬方法が広がっているそうな。
大地に海洋に散らす。サヨナラだけが・・・と。
ワタシにも祖父母がいました。でも、ワタシ、
その祖父母の人生の何を知っているのでしょうか?
いやいや父母ですら、何を?

他人からの「承認」。さーて、その承認した他人は、
アナタと「抱き付き心中」してくれますか?
そんな人間関係なんぞないでしょう。
ひとはみな「独りで死んでゆく」のですね。

寂しい存在なのです。
存在そのものが寂しいのです。
ですから「絶対性」こそ。

さて。
明日は管理組合の第2回定時総会。
どんな人が、どのくらい参集するのか?

榊さまのレスに、半年後には潰れているとのBAR。
が、あれで10年続いているそうな。ですって。(笑)

ご今日は床屋に。
まだ寒いので「整えるテード」で。
ごきげんよう。

2018/02/03 00:33 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

若さ自慢をする人は約1名。
67歳やのに「肉体年齢は48歳」というて
毎日1万歩以上歩いたりジョギングしてます。
フルコースの懐石食べた後にご飯をお代わりなさってました。
いや、ビックリしますね。
そんなに太ってないし。

人間がめんどくさいのはよく分かります。
SNSなんていうのも、ある意味承認欲求。
あそこに張り付いている人間というのは、
一種のビョーキですね。
仰せの通り、すぐに自分を誰かと比べたがります。
さらに、他人をこき下ろしたがります。
そんなんいうても、人間死ねば同じ。
そのうち忘れされれます。
テキトーに生きて、テキトーに死ぬ方が
ラクチンだと思うのですが、
私はどうやら少数派のようです。

いや、東京は寒いですよ。
嫌になるくらい寒い。冷たい。
それでも日銭稼ぎはせなあかん。
まあ、死ぬまでは生きなしゃーないのが人生では有馬温泉。

ごきげんよう 榊淳司

2018/02/02 13:38 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

>自己アピールばかりするギラギラタイプのおっさん・・・。
その自己アピールには「若さ自慢」も入っていますか?
あちこちに、いますよね。
六〇だけど、ギンギラリン。
七〇だけど、ギンギラリン。
八〇だけど、ギンギラリン。
と言う御仁。
「老害」なる言葉を御存知ないのだろうか。

人はみな、トシと取ります。
例えば四〇を過ぎますと、
人はそれぞれ、四〇年間の別々の人生を背負っています。
ですから若いときと違い、そうとう人格もバラけて来ます。
五〇・六〇・七〇歳となれば、各人ますますバラけます。

で結局、人は己の人生を肯定出来るのか否定的か、と。
大きく分けますと、この2つではないかと。
己の人生に折り合いをつけた人は、我が人生肯定でしょう。

折り合いをつけられなかった人は否定的で、
最悪の場合は己の人生を呪ってしまう。
更に己の人生を呪うだけに止まらず、劣等感を持ち、
他人を妬んだり嫉妬したりして、中高年を生きて行く。

七〇目前に至りて思うのであります。
そもそも人生に期待し過ぎなのではないか。
所詮、人生は生まれてから死ぬまでのヒマ潰しだ、
と言った作家もいました。

更に、他人と比較し過ぎなのではないか。
「くらべっこ地獄」は底無しの無間地獄で、
加えて、自己愛過剰、自意識過剰による承認欲求地獄。
結局「独りで死んでゆく」のにね。

むつかしい。むつかしい。
まとまりなく。暮れてゆく。

ごきげんよう。

2018/02/02 05:26 | by まろたん

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