忙しいけれども市場の歪みも不安

実は最近、とっても忙しい日々を過ごしています。
仕事がたくさんあって、追われている状況です。
私の場合、基本的には自由業です。
作業の大半は自主的にやっていること。

例えばこのブログ。更新はだいたい週に3回でしょうか。
文章を書くのは40分くらいの作業です。
ブログに上げたり、チェックするので大まかに1時間。
これで週に3時間は取られています。原稿料なし。
あたり前か(笑)。

連載があります。月に7本から8本。
執筆時間は1本につき1時間程度。これで8時間。
メディアから取材を受けます。月に5回程度でしょうか。
これは結構時間を取られます。月に10時間以上。

日常業務。メールの返信とか、経理関係。月に20時間。
いちばん多いのは、資産価値レポートの更新。月に17本前後。
これで私の作業時間の3分の1くらい。60時間かな。
まあ、この程度だったらラクチンです。
昼飯にビール飲料を2本空けながらスイスイとこなせます。

1月はコピー仕事を受けました。丸3日を取材に取られました。
私は取材が大好きなのでとっても楽しかったですね。
まあ、それはいいのですが。
あと、昨年は著作の原稿を書いたのですが、その校正。
あるいは加筆と修正など、諸々の作業。

私は自分で考えるにかなり早く原稿を書ける人です。
新書1冊分の原稿を約1週間で仕上げてしまいます。
でも校正とか加筆はいたって苦手(笑)。
だって、自分が書いたものを読み返すなんて退屈でしょ。
まあ、そこは美人編集者さんたちの意欲に答えようと、
微力を尽くすわけですが(笑)。

さらに、最近は自分で動画も作ろうとしています。
2週間くらい前、とあるメディアの新年会にゲストで呼ばれました。
スピーチを求められたので、エラそうに登壇。
「これからは紙ではなくて動画やで」と熱弁してしまいました。
さらに「動画の編集はパワポが1とすると2程度」なんて
ほざいてしまったので、自分でやらざるを得ません(笑)。
そんなこんなで大忙しな毎日。たまにはは飲み会にも呼ばれています。
まあ、人間はお座敷がかかっている内が華ですね。

さて、マンション市場の話をしましょうか。
私の眼から見ると、目茶苦茶です。異常事態そのもの。
「なんでこんな高いマンションを買う人がおるんやろ」
そんなことを考えながら市場を眺めています。

しかし、市場の機能もそれなりに観察できます。
例えば、最近私が唱え始めた「坪単価420万円限界説」。
山手線内では坪単価420万円を超えると、途端に売れません。
これが城南エリアになると坪単価は400万円が限界。
それは普通の高給取りが買える限界なのです。

グロス価格でいうと7千万円から1億円ですね。
それを超えると、年収1千万円の人が買えなくなります。
年収1千万円なんてチョロいという人はごく少数派。
最近は世帯年収というやけに背伸びをした指標で
この1千万円をカウントする傾向が見られますね。

どちらにしても、庶民に毛が生えた程度でしかありません。
そういう人が今の低金利を利して年収7倍程度の
マンションを買ってしまうと、この先大やけどをします。
にもかかわらず、そういう購買行動はありふれてきました。
何とも危なっかしいですね。

私の年齢層は、ある意味でバブル世代です。
あの平成バブルをリアルで体験しています。
その後の「失われた20年」も、大人として経験。
ITバブルや不動産ミニバブル(ファンドバブル)も
実体験として参加してきました(笑)。

そういう目から見てこのバブル、「崩れるに決まってるやろ」。
品川の廃れた商店街の再開発が坪単価550万円、
武蔵小杉のタワマンが坪単価400万円超・・・アホかいな。
またこれを買っている人までいます。正気の沙汰とも思えません。

一方、山手線内の文京区では坪単価400万円を超えると
途端に売れ行きが悪くなります。仕方がないから価格調整。
文京区と武蔵小杉が同じ、という時点でかなり歪です。
こういう現象は、後から思えば「せやったなあ」となります。
つまりは、いつまでも続くものではありません。

最近、メディアにおけるニュースの主役は厚労省の統計疑惑。
ここのところ文書を改ざんしたり統計を操作したり・・
役所の仕事に対する信頼感が急速に薄れていますね。
日本の役所ですらこのありさまです。中国の統計は・・・

先日、日銀が景況感を出していましたね。
外的な不安要素を明解に語っています。主に中国でしょう。
あの国、本当に6%以上も経済成長しているのでしょうか。
前回も書きましたが、この好景気を崩す最有力候補は
中国のバブル崩壊。チャイナリスクです。

新しいユーチューブでの動画を制作しました。
資産価値レポート「港区総集編」のPRです。
新しい編集ソフトを使い始めたので
まだタイトルを入れた程度です。
ただ、音が小さいのでボリューム上げてください。

>

ゲンダイさんでのユーチューブでの配信も続いています。
このシリーズ、これで何本目やろ?
これからもどんどん出てきます。

2019年3月2日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額6億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:3月2日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室(以前の4階から2階へ変更になりました)
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

3月2日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は4組様。
待ち時間がございました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

よく「榊さんのお奨めのマンションを教えてください」というお申出をいただきます。お勧めのマンションなど、日々変わります。お知りになりたい方は、ぜひ有料メルマガをご購読ください。約3か月(費用4790円)ですべての資産価値レポートのタイトルを一巡します。それでレポートの価格にして数万円分となります。
購読料 1ヵ月 1,590
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2019/2/3 18:30 Comments (0)

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