韓国が仮想敵国になった現実

先日、BSで放映されていた「八甲田山」を観ました。
今は亡き高倉健や緒方拳。まだ生きている北大路欣也・・・
昭和の俳優オンパレードが何とも懐かしい。
軍歌「雪の進軍」も久しぶりに聞きましたね。好きです。

八甲田山で雪中行軍の遭難事件があったのは1902年だそうです。
日露戦争が始まったのは1904年です。
満州での戦いに備えての訓練だったと言います。
映画の中で、彼らはきちんとした軍隊ですね。

日本は1894年に日清戦争、1904年に日露戦争を
戦いました。いずれも、幸いにして勝ちました。
この2つの戦争、ともに朝鮮半島の支配権というか、
影響力を巡っての戦争だったのです。

朝鮮半島というのは、その頃から一貫して侮日的な存在。
事大主義といって、「大きなものに従おう」という風潮に
染まるのが、当時も今も変わらないあの人々の志向。
特に、彼らは秀吉の時代からずっと日本が嫌いです。

第二次世界大戦が終わって、朝鮮半島は南北に二分されます。
日本と韓国は同じ自由主義圏に属しました。
分かりやすく言うと、アメリカの子分同士ですね。
同じグループだったので、それなりに仲良くしてきました。

ところが、ここ30年ほどはアチラ側が徐々に反日一色に
染まり始めて、今はすっかりそのカラー一色です。
なぜそういうことになったかというと、理由は二つ。
まず、韓国もそれなりに経済力をもったこと。
日本に依存しなくても国が成り立つようになりました。

次に、共通の敵がいなくなったこと。
かつては中国やソ連といった社会主義国と対立していました。
今は韓国にとって最も大切な貿易相手は中国。
ロシアとも争う理由はなくなりました。
何よりも北は同じ民族である、という妙な一方的連帯感。
まあこれはバカ文君一派の認識ですが。

というわけで、無理して日本と仲良くする理由はなし。
その結果、今のような事態を招いています。
そう考えると、この事態が改善する余地がありません。
韓国がすごーく経済的に困らない限り、
彼らは友好的な態度にはならないと思います。
まあ、それはそれでも仕方ないと思います。

さて、問題は日本の安全保障的なところ。
韓国はスキあらばという感じで対馬を狙っています。
中国は沖縄が自国領だと時々主張しています。
100年ちょっと前の我が先祖たちは、
自分たちが友好国に囲まれていないことを
十分に認識していました。ぼおっとしていると
すぐに植民地されてしまう時代だったのです。

自分たちの領土と国民は、自分たちで守らねばならない。
まあ、当たり前のことですよ。今もそうですから。
だからさして資源もなく、産業といえば主に農業という
貧乏な国であったにもかかわらず、
陸海軍の兵備を整えて一旦緩急あればに備えたのです。

その過程で起こったのが、八甲田山の事件でした。
私は昭和の人間です。昭和の人間というのは
明治という時代に盲目的な賛美の気持ちがあります。
「あの時代の人々は偉かった」という心です。

八甲田山の事件があった1902年は明治35年です。
あの部隊を率いている士官たちは、ほぼ明治生まれ。
しかし、その親の時代はちょんまげを結って
腰に2本の刀を差していたはずです。

その子どもたちが、何とも近代的な軍隊らしい制服を着て、
よく訓練された兵隊たちを率いて訓練をしています。
これって、ぼおっと見ていると何でもないかもしれませんが、
実に、実に、大変なことなのですよ。

例えば、この事件のあった7年前に終わった日清戦争では、
相手の清国にはまともな軍隊さえ存在しなかったのです。
だから、日本軍はあっという間にそれらを蹴散らして勝利。
日本は明治維新以来、というか幕末期からヨーロッパ式の
近代的な軍隊を整備することに腐心してきたわけです。

さて、みなさんは日本人ですね。
今の日本人には欠けているものがあります。
そのひとつが軍事的な知識です。それってなんでしょう?
欧米人にとっては、軍事知識も教養の一部です。
だから、私が知っている程度の軍事知識は常識です。

でも、日本人はちょっとした教養人でも
軍事的な知識は赤んぼ同然。なぜだか知っていますか?
あたり前ですが、学校で教えないからです。
だから、こういう話をするときにはごく基本的な
ところから始めなければなりません。ちょっと歯がゆい。

軍隊というのは、銃などの武器と制服さえあれば
出来上がるものではありません。
まず、兵隊は訓練されていなければなりません。
さらに、適切な指示を与える将校がいなければなりません。
武器を持った男の集団なら、野盗の群れに同じ。

日本人は幕末期にそのことに気づきました。
武士というのは、元がいくさをする人々ですから、
こと戦いにという面については敏感だったのでしょう。
江戸期の日本は武士が支配していました。
だからいち早く近代的な軍隊の創設の必要性を痛感。
何よりも優先して陸海軍の創設に力を入れたのです。
そのあたり「坂の上の雲」がいい教科書になります。

その時代の中国も朝鮮も、基本は文官が支配していました。
軍隊というのは必要悪扱い。だからその整備に遅れました。
まあ、遅れたというよりも、何もしなかったというべきか。
だから、ヨーロッパ風の軍隊を必死で模倣しながら
鍛錬に鍛錬を重ねた日本軍の敵ではなかったのです。

ちなみに、中国大陸でまともな軍隊らしい軍隊が出来たのは
今の共産党時代になってからではありませんか。
それまでは烏合の衆が武器をもって、ロクな指揮官も戴かず
日本の正規軍と戦っていました。勝てるわけがありません。
だから、日本がアメリカに負けなければ、
彼らは自力で日本軍を追い出せなかったはずです。

とにかく明治期の日本人はアジアを侵略しようという意図よりも
まずは自国を守らねばならない、という気持ちだったはず。
しかし、日清日露、WW1を経て大陸への進出が拡大。
それを守ろうとしてWW2という失敗を犯しました。

さて本題。
今の日本には、明治期の先祖たちと同じ危機が迫っています。
日本へ敵意をむき出している勢力が、朝鮮半島の
南端にまで下ってきたのです。
これまで、日本の防衛線は北緯38度線近辺の軍事境界線
だった、という認識でした。つまり、韓国は味方。

しかし、どうやら今後は韓国を仮想敵国として
扱わなければならなさそうです。現に今もそうです。
あの、八甲田山の事件が起きた時と、ほぼ同じ状態。
そのことに、多くの日本人はまったく気づいていません。

見ての通り、韓国というのはアホの国です。
国際的な決まりや、常識というものが通じません。
もしかしたら、私が生きているうちに日韓の間で
軍事的な衝突が起こるかもしれません。
私は、その確率は7割以上かもしれないと思います。

で、我々はどうすればいいのか。
何もやることはありません。ただ、あのアホの国とは
なるべく関わらないようにするしかありません。
我ら庶民に出来るのは、ただ見ているだけ。
あと、あの国にちょっとでも肩を持つ政党や
政治家には投票しないことです。
自衛隊には温かいまなざしを持ってあげてください。
彼らを容認する憲法の改正案に賛成してください。
できることはただそれだけかな。

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2019/2/20 15:22 Comments (0)

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