榊の推薦図書、3度目のパブリッシュ

世の中、読書ブームなのでしょうか?

若いビジネスマン向けの「日経ビジネスAssocie」という雑誌が
今年の5月4日号で「今、読むべき本」という特集を組みました。
私がその中の「住まい」関連の推薦図書を選ばせていただいたことは
あの当時ここに書いたとおりです。

実はそのあと、9月7日号でまた「決定版 読書術」という
特集を組み「読書ノート」という小冊子を付録になさいました。
そこに5月4日号と同じ内容が収録されています。

 

さらにさらに、現在発売中の「特別編集」のムック
「仕事に効く!人生が変わる! すごい本」にも
また同じ内容が盛り込まれてしまったのです。

日経BPさん、同じネタで3度も稼ぎましたね(笑)。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが・・・・
それよりも、私に連載の1本もよこしなさい!
なーんて。

住まい関係の良書、というのは少ないのが現実。
どの本にしようか、選ぶのに結構苦労したことを覚えています。
ただ、企画自体は大変好評なようで、何よりです。

私はテレビを見なくても、ラジオを聴かなくても、映画を観なくても、
本さえ読んでいれば機嫌よく過ごせるタイプです。
何も仕事をしなくてよいのなら、
起きている時間の半分は本を読んでいたいですね。
といって、そんな贅沢は一生できないと思いますが。

「榊さんもこの辺に事務所を移せばよいのに」と、
神田神保町あたりの会社の人に何度か言われました。
今の私は、交通の便がよければオフィスはどこでもいい仕事。
家賃の安いあの辺でも、全然かまいません。
でも、別の理由でダメですね。
誘惑が多すぎるのです(笑)。

何と言っても神保町は日本一の古書店街。
私は子どもの頃、古書店を経営していた父親に
「店を継ぎたいのなら、東京の神田神保町で修行しろ」
といわれていました。
そのことはずっと忘れていましたが、
東京に住んで、神保町を初めて知ったときに俄かに思い出しました。
ひょっとしたら「俺はあの店員さんの一人だったかもしれない」と。

実は、古本屋を継ぐ気なんてサラサラなかったのですが、
オヤジは息子がいつか失敗して京都に舞い戻ってくるかもしれないと考え、
死ぬまで店を守っていた、と母親が私に教えてくれました。
まあこういってはなんですが、古本屋はチョロい商売かもしれません。

オヤジがあの商売を始めた理由は
1 商品の説明をしなくても良い
2 店を開けて座っていれば良い
3 定年がなく働ける
そして、これが最大の理由かもしれませんが
4 たくさん本が読める
と、自分で言っていましたから(笑)。
私が知る限り彼は1日6時間以上、商売モノの本を読んでいました。

私はオヤジほど本好きではありませんが、
八重洲ブックセンターなんかに行くと、2時間3時間はスグです。
時間さえあれば、半日でも1日でもいるでしょう。
同様に・・・というか、それ以上に神田の古書店街は、
私の時間をたやすく奪う存在です。
場合によっては、財布を軽くしてしまいます。

私は、誓っているのです。
本は、ブックオフの105円コーナーでしか買わない、と(笑)。
神保町なんて行くと、数千円から数万円の本が
「買ってくれー、買ってくれー」と私に誘いかけます。
めったに誘惑には負けませんが、
私にとっては歌舞伎町のネオン街と同じ。
近寄らなければ、誘惑にも負けることもありません。

最近は、図書館が充実してきましたね。
うちの子供たちはしょっちゅう図書館を利用しています。
読みたい本はコンピュータで一発検索。
申請すれば、区内のほかの図書館にあっても
2,3日で取り寄せてくれます。
下手に古本屋の息子で育つよりも、
図書館を上手に利用した方が幅広く本が読めます。

アマゾンも便利です。
どうしても読みたい本は、アマゾンで買っています。
ブックオフの105円よりも高いですが、
中古本にすればそこそこリーズナブル。
私の著書「年収200万円台からのマイホーム戦略」も、
中古本だと500円台で買えたりします。
ただし、中古本を買っていただいても私には印税が入りませんから、
これだけはぜひ新刊を買ってください!

さて、マンション購入をお考えの方に注意喚起を1つ。
「年内に決めていただければ000万円値引きします」
などというトークには、引きずられないようにしましょう。
こういうのは、単純に売り手側の都合です。
いつも言うように、マンションは慌てて買うものではありません。
市場は「今が買い時」などということもありません。
結論は急がずに、様々な角度から十分に検証してください。

ただ、最近の傾向として「買ってもいい」マンションが
増えていることも事実です。
条件のいいマンションはハイスピードで完売しています。
だからといって、焦ることはありません。
それよりも、もっともっと「買ってもいい」マンションが
この先でてこないとも限りませんから。
お迷いになったら、メールでご相談ください。
さらに突っ込んで、最後の決断を出したい場合は
いつもの通り大友さんの「不動産調査」です。


そして、正式に購入される場合は彼の「契約立会い」。
それぞれ、幾重にも取引の安全を図ってください。
何と言っても「人生最大」の買い物ですから。


2010/12/17 15:30 Comments (0)

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