野村不動産が「売り飛ばされる」先は?

ふと気が付いたら、1月もすでに24日。
毎日、寒い!
といっても、私の子どもの頃に比べれば随分マシだと思います。
ところで、最近「地球温暖化」の話題が出ませんね。
CO2の排出問題もどうなったのでしょう?

私は、この国で「環境破壊から地球を守ろう」などと
いっている人々が胡散臭く見えて仕方がないのです。
彼らの大半は今、「日本から原発をなくそう」と言っていそうです。

10年以上前に「買ってはいけない」という、
まるで私のレポートの元祖みたいな本がミリオンセラーになりました。
最初にアレを読んだとき
「うーん、よし。俺も買ってはいけない生活をしよう」
などと早合点したものです。
でも、その後に出た反論本
「買ってはいけない、は買ってはいけない」
の方によほど説得力がありました。
だから、私の「買ってはいけない生活」も三日で終了。
自然食品も有機野菜もスルーです。

今回の原発・放射能の騒ぎに対しても、
いたって冷静に受け止めています。
しかし、少し前に騒ぎになった放射能コンクリートはいただけません。
年間11ミリシーベルトは、それ自体大したことなさそうです。
私がそこに住むのなら、全然OKです。
でも、子どもにはちょっと怖いですね。
世間の大半の親御さんも同じだと思います。
もっとも、年にX線撮影を3、4回やれば
それくらいは被曝するそうですが。

問題のコンクリートが首都圏のマンション建設に使われた、
という報道は今のところなさそうですが、油断はできません。
経済産業省は、なるべくそういう騒ぎを避けたい体質です。
分かっていても発表しないことが考えられます。
ですから、これからの新築マンションの内覧チェックには
ガイガーカウンターが必需品になるかもしれません。
もっとも、年間11ミリシーベルト程度の線量ならば、
傲慢なマンションデベが契約解除に応じるとは思えませんが。

最近気になったニュースをもうひとつ。
プラウドシリーズで知られる野村不動産は、野村証券の子会社です。
その野村証券がかなりヤバいという噂ですね。
優良子会社(?)である野村不動産や野村総研も売却するとか。
そうなると、野村不動産は社名変更ですか?

親会社の野村証券は別名「ノルマ証券」と呼ばれるほど営業志向の会社。
その子会社である野村不動産も、
「ノルマ不動産」と呼びたくなる体質があると思います。

マンション分譲事業というのは、物件ごとに「担当者」がいます。
その事業における担当責任者。つまりリーダーです。
建築・設計はもちろん、販売、広告、契約、引渡し、管理まで
事業全体に関して責任を担うワケです。

ハッキリ言って、マンションンの出来不出来はこの「担当者」次第です。
「プラウドだから安心」とか「三井だから信頼できる」
なんて考えている人がいますね。
実は、マンションの品質とブランドは必ずしも連動しません。
野村不動産や三井不動産にも
「欠陥マンション」と呼ぶべき「実績」がいくつかあります。

ただし、他社に比べると少ない、であろうとは想像します。
なぜなら、この両社ともに「担当者」の平均的な質が高いからです。
これは、三菱地所や住友不動産についても言えます。
私が過去に経験した限り、この4社は人材の層が他社より厚いのです。
ただ、それぞれに「社風」というものがあります。

野村不動産に関して言えば、それは「ノルマ不動産」ですね。
「担当者」は恐ろしいプレッシャーを受けながら
仕事をしているように思えます。
「失敗が許されない」環境だと聞いたこともあります。
傍から見ていても、やることにスキがありません。
外部に対しても、同様のプレッシャーをかけてきます。
だから不動産広告業者にとって、野村は「しんどい相手」。
「野村不動産の仕事は受けない」と公言していた制作会社を、
私は何社も知っています。

その野村不動産も、親会社の経営不振が続けば
そのうちどこかに「売り飛ばされる」のでしょうね。
国内では、「ノルマ不動産」を御せる企業を見つけるのは
難しいのではないかと想像します。
そうすると海外ですか。
まさか支那の企業に買われたりして・・・・
そうなったら、私としても少しは同情するのですがw。


2012/1/24 19:43 Comments (0)

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