100歳まで生きてしまったら、どうしよう?

「お酒をやめなさい」
私の主治医は、いつもそうおっしゃいます。
でもねー、酒を飲まない人生なんて、
カルビのない焼肉みたいなものなのです。私にとっては。

「うーん・・・きれいなものですね」
血液検査の結果表を見ながら、かの主治医先生が唸ります。
「糖なんて、僕よりもいいじゃないか!」
半ば怒っています。
主治医先生の年齢は知りませんが、多分30代前半。
別に怒らなくってもいいのに・・・なんて。
でも、ガンマーと中性脂肪は基準を逸脱しておりました。

「いやー、別に70歳くらいまで生きればいいんですけどね」
と、私は呟きます。
60代前半で、多分扶養の義務はなくなるはず。
せいぜい70歳くらいまで生きられれば、まあ満足です。
特段、残りの人生で「何がしたい」ということもありません。
自分が世間であまり役に立たない人間であることは、
半世紀近く生きてきてすっかり自覚しました。

「今の人はね、70歳まで生きたらほぼ80までは死なないのですよ」
主治医先生が恐ろしいことをおっしゃいます。
ということは、自分も80歳まで生きてしまうのか?
別に苦しまなければ何歳まで生きたっていいのだけれど・・・
生きているうちはせいぜいマンション屋の悪口を言い倒してやるか、
なんて思うのですが、私が80歳になった時に
世間にはマンション屋というものが残っているのかどうか。
多分、きれいさっぱりと消えてなくなっているでしょう。
まあ、悪口をいう相手は別に見つければいいだけですがw。

「それでさー、生命線がね、とうとう手の裏側まで来ちゃったんですよ」
昨日も事務所でオヤジ飲み会。
与太話のひとつは「何歳まで生きるか」。
ホラ、と私が右手の生命線が掌を下まで突っ切って、
裏側の甲に達していることを示しました。
「手の裏まで来てるの! そりゃあ、死なないわ」
ギャッハッハと笑われてしまいました。

生命線なんてのがアテになるのかどうか知りませんが、
このままでは100歳くらいまで生きそうな気配です。
私のことを「あの野郎、早く死にやがれ」と思われている向きには
今のところご期待に答えられそうにありませんので、悪しからず。

まあ、お酒を飲むこと以外、身体に悪いことは何もしておりません。
タバコも吸わない、薬もやらない、寝たいだけ寝ています。
だいたい、ストレスというものがほとんどありません。
アホな上司もいなければ、使えない部下もいません。
ご機嫌を取らなければいけない顧客もいません。
家族には恵まれ、家庭では典型的なマイホームパパ。
それでいて、他人の悪口は言い放題。

強いて言うなら、お金がやや足りないくらいでしょうかw。
でも、ネが貧乏人なのでそれも大した苦痛ではありません。
稼いでいた時に、一通りの贅沢は味わいましたから、
リッチな人々に対する妙な憧れや焦燥もありません。
自分がどの程度の人間なのか見切ってしまったので、
世間に対する恨みもなければ不満もありません。
今さら地位も名誉も求めません。
タダで呉れるというのなら、喜んでいただきますがw。

健康のため、というか生来の怠け者なので、
最近では1日8時間以内しか働かないようにしています。
それが、この1週間は何かと忙しくて、ほぼ毎日8時間いっぱい。
おかげで、このブログの更新ができませんでした。
こんないい加減なことばかり書いているわりには、
1回の更新に90分はかかってしまうのです。
お待ちいただいている方々には申し訳ございませんでした。
来週はさほど予定が詰まっていないので、
いつものペースでいけるかと存じます。

7月初旬に出版する新著のタイトルが決まりました。
やはり「磯野家のマイホーム戦略」になりました。
WAVE出版の玉越社長は「この本は売れますよ」と
言ってくださっています。
まあ、あれだけたくさんのベストセラーを出している出版社の
社長がそういうのだから、素直に信じたいところですね。

7月7日のセミナーにぜひお越しください。
参加者全員に1470円相当の新著をプレゼントいたします。
参加費は1500円ですから、私の講演は30円で聞けるということ。
本の中身以上に過激なことを喋るかもしれません。
ぜひ、楽しみになさってください。

7月7日(土)榊淳司新著出版記念セミナー
「日本の幸せ住宅未来図 今、どのマンションを買うべきか?」

セミナーの参加申込みはこちらより

セミナーの終了後は引き続いて同じ会場で
「余丁町コーポラティブ計画 説明会」を開催。
計画現地はすぐ傍ですから、私と建築家・大村氏がご案内します。
何といっても駅から徒歩3分で「伯爵通り」に面した瀟洒なマンションを
平均坪単価250万円で計画しております。
周辺の築5年程度の中古マンション相場が270-280万円です。
都心の中古マンション市場はあと2,3年は堅調に推移すると予想されますから、
竣工する頃でも「中古よりも安い新築」になっているはず。
こんな「奇跡」のようなマンション計画の内容を、
私から詳しく説明させていただきますので、ぜひご参加ください。
こちらの方は、参加費が無料です。

説明会の参加申込みはこちらより


2012/6/9 17:06 Comments (0)

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