セミナー開催、今回は非常に少人数の予定?

北朝鮮、暴発しませんね。
水面下で支那や韓国が何か交渉しているのでしょうか?
やるのなら、とっとやって崩壊してくれた方が
日本の拉致被害者を救出できるチャンスが生まれると思うのですが。
まあ、それはいいとして。

都心の高額マンション、相変わらず調子よく売れています。
「パークコート千代田富士見」という坪単価で400万円台半ばの
「超」のつくほど高額で大規模なマンションも完売したようです。
まあ、私も「ヴィンテージの資格十分」と認める物件。
売れて当然と言えば当然なのですが、ちょっと早すぎた観もあります。

株価は今日のところ停滞しているようですが、
「黒田バヅーカ」以来順調に上がってきました。
待たれるのは、6月と言われるアベノミックスの3本目の矢。
いわゆる「成長戦略」の中身の発表。
参議院選挙に帰趨に関わるので、そこは慎重になっているのでしょう。

もし、「成長戦略」の中身がサプライズに満ちたものなら
景気回復は本物になるかもしれません。
ただ・・・今のところ安倍さんの政策は「自民返り」の粋を出ません。
サプライズが期待できるのか、ちょっと懐疑的にならざるを得ませんね。

先日、やや久しぶりに湾岸エリアを回ってきました。
豊洲、東雲あたりは槌音が響いていますね。
2つのタワーマンションと合同庁舎が建設されています。
また、新豊洲の「スカイズ」も4層目くらいまで建築が進んでいます。

このタワーマンションはすでにHPに価格を出しました。
ビックリするくらい高いですね。平均坪単価は260万円だそうです。
さらに、月島の「CAPITAL GATE PLACE」という
タワーマンションは、坪単価が300万円台の後半と噂されています。
ちょっと前の業界内の噂では「280万円か320万円」という話でした。
ここ数か月くらいの間で、湾岸エリアについて
なんだか財閥系デベ側がやけに強気に転じました。
多分、「オリンピックが東京に決まり」というインサイダー情報が
入ったせいではないかと、私はひそかに勘ぐっています。

現在、山手線の内側で新築マンションを購入しようとした場合、
上手に探せば坪単価260万円くらいでも買えます。
中古なら、250万円くらいの予算で十分に選ぶことができます。
なのに山手線から直線で約4km、橋をいくつも渡らないと辿りつけない
埋立地の島に建つタワーマンションが、山手線の内側と同じ価格・・・
というのはちょっと異常です。

また、月島の「CAPITAL GATE PLACE」にしても
坪単価が350万円を超えると山手線の内側どころか、
港区と競合することになるのです。
どうしてそういうことになるのでしょうね?

確かに、オリンピックの招致が成功すると、
湾岸エリアはこれまでになく脚光を浴びることになります。
マンションの価格も多少は上がるだろうと予想できます。
でも、山手線の内側と同等に評価するのは行き過ぎ。
非常に危険なものを感じます。

例えば、文京区の坪単価300万円の板状型マンションの住戸は、
ほぼ「場所の価格」を反映したものだと思います。
しかし、スカイズの坪300万円の住戸は、その価格のほとんどが
「新築タワー」という建物と財閥ブランドの価値で成立するのでしょう。
だから、資産価値の目減りの仕方が明らかに違うと思います。

文京区はどこまで行っても文京区であり、山手線内。不動です。
新豊洲はこれから大いに発展するにしても、
埋立地の江東区豊洲であることには変わりありません。
江口洋介がいなくなったら、今のところは原っぱに建てられている
ただのちょっと変わったタワーマンション。

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地震による津波がやってきたら1階部分は洗われるかもしれません。
あるいは、液状化の被害を受けるかもしれません。
また、いつも書いているようにタワーマンションは電力が供給されて
「エレベーターが動く」という前提で成立している住宅。
そういう「リスクのある場所」と「リスクのある住宅」なのです。

ただ、湾岸地区は東京の中でも今後発展するであろう
数少ないエリアのひとつだと思います。
オリンピック関連で、数千億円のお金がこのエリアに注ぎ込まれます。
街のインフラは見違えるほど整備されるでしょう。
したがって「買っておいて悪くない」エリアなのですが
この2つのタワーマンションは如何せん高すぎます。

現在、都心エリアでマンションが売れているのは
ほとんどが株高のせいだと思っています。
つまり、株で儲かった人が「今のうちに」と
不動産を買いに走っているのです。
一般の給与所得者(サラリーマン)がマンションの購買行動を
起こしている兆候はほとんど見られません。
したがって、株高が続く限り都心のマンション市場は活況。
投資用不動産の価格も上昇するでしょう。
ただ、湾岸のタワーマンションはオリンピック開催地の正式発表まで
それほどビビッドに動かないと思うのですが・・・

先週から夕刊フジの連載が始まっています。
毎週金曜日の発売号です。
発売後、数日するとZAKZAKにも載るようです。
このブログに書いているようなことですが
よろしければ覗いて見てください。

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4月20日のセミナーですが、非常に少人数での催行になりそうです。
今のところ、参加申込みは10名程度です。
したがって、トークタイムなどは少人数の身近な会になりそうです。
ただ、前回もそうだったのですが開催間際にドドっと増える可能性もあります。
それでも、今回は20名程度になりそうな予感がします。
アベノミックスと今後の不動産市場について、
私なりの考えを語ってみたいと思いますので
どうぞご参加いただければと思います。
いつもながらのレポートの廉価販売もいたします。

これから不動産はどうなるのか? 私と一緒に考えてみませんか?

榊マンション市場研究所・春の不動産セミナー
「アベノミックス後のマンション購入は?」

日時:2013年4月20日(土) 午後1時15分より(午後1時開場)

場  所:ルーテル市谷センター 第1・第2会議室

 


2013/4/12 16:16 Comments (0)

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