緊急更新 「グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー」も鉄筋入らず

しかし・・・続きますね。マンション欠陥工事のニュース。
今度は「グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー」です。
コレ、けっこう玄人好み。私、わりあい好きです。
確か去年、夕刊フジで「買ってもいいタワー」みたいな
特集記事を書かせていただいた時に、取上げたはず。
勘弁してよね、もう!
ヤフーのトップにも上がったブルームバーグの記事を一部ペーストします。

積水ハウスの小林啓二広報担当はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、大成が先月実施した検査で、計34本の柱のうち19本で補強筋という鉄筋が図面通りに入っていなかったことが判明したことを明らかにした。これを受けて大成はコンクリートと鉄筋を一度壊して、新たに鉄筋を入れる作業に入り、4月初旬には完了する見込みだという。引き渡しは当初予定通り来年7月の見通し。

大成の言うとおりだと「大丈夫ですよ」ということですね。
でも、一度作った地下部分をぶっ壊して作り直しているという話。
購入契約者を不安に陥れる内容ではないでしょうか。
これだけ続くと、マンション業界全体に疑惑の目が向けられます。

私はもう30年近くをマンション業界の周縁で生きています。
実は、昔はこういう話はけっこうあったのです。
「あのマンション、実は鉄筋入ってへんで」
なんてことを、酒席で平気で言うゼネコンの社員がいました。
現場の所長が、小遣い欲しさに入れるべき鉄筋を売りとばしたそうなのです。

今はどうか知りませんが、その昔の話ではゼネコンの現場所長は
100戸くらいのマンションを3つこなすと
「家が建つ」と言われていました。
業者から何のかんのとバックマージンが入ってくるのです。

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町の建築現場を担当していた
鹿島の現場所長は、問題が大炎上していた時に
具合が悪くなって「入院」なさっていたと聞きました。
そりゃ、入院しなきゃいけないほどどこか悪くなるでしょう。
何といっても、現場所長の権限は絶大ですから。

今回の「グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー」は、
施工会社が大成建設だそうです。これもスーパーゼネコン。
並び称せられる清水建設と比べると、マンション業界では
チョンボの少ない企業、と言う印象を私は持っています。
売主の積水ハウスは、ちょっと上目線な感じの関西企業。
ただ、高いけれどいいマンションをつくる、と言う印象はあります。

こうやって、マンション業界の欠陥工事事件が続くことは
業界全体にとって大変なマイナスだと思います。
姉歯事件の時には「一部の不届き者」と三流企業の起こした不始末。
今回の高樹町‐新川崎‐白金と続く不祥事は、
いずれも業界の一流企業が顔をそろえています。実に困った問題です。

ただ、これで「現場からのタレこみ」→「見過ごされていた問題発覚」
というパターンができるのなら、消費者にはプラス。
「鉄筋の入っていない」マンションを買わされる確率が低下します。
本当に鉄筋が入っているかどうかは、レントゲンを撮るか
地震がやってこないとわかりませんからね。ああ、怖い。

かねがね私がこのブログで主張しているように、
マンション業界は全体的に消費者を軽視する体質にあります。
「売ってやる」「買わせてやる」的な空気が色濃く残っているのです。
この一連の事件はこういった体質を一掃するいい機会ではないでしょうか。

気になるのは「パークタワー新川崎」の三井不動産レジデンシャルが、
まだ音なしの構えであること。早く公式発表をして欲しいですね。
マンションというのは社会の公器ともいえるものです。
ただの一商品とは考えて欲しくありません。
だから、早く正確な情報を出してくれればと思います。

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2014/3/25 0:59 Comments (0)

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