暴落オジサン、アクセク京都を歩く、の巻

6月13日に有楽町ビッグサイトで無料セミナー開催。
私の講演や対談があります。ぜひご参加を。

不動産業界に戦慄、二人の怒れる男が激裏トークを連発!
榊 淳司×大友 健右 禁断のコラボセミナー
野暮用があって生まれ故郷の京都に来ています。
かなりビックラこいでいます。観光客がおおーい!
私の生まれた家は京都大学と銀閣寺の間にあって、やや京大より。
目の前は一応「哲学の道」だったりします。

私が子供の頃、ここは観光客がくるエリアではありませんでした。
ところが、今は月曜日の昼間から観光客がウロウロ。
それも、実に雑多な構成の外国人たちが半数以上・・・いや、ほとんど。
あとは、シーズンなので修学旅行生がウジャウジャ。

京都は一時期修学旅行生たちが激減しました。
まあ、定番すぎたので「飽きられた」のでしょう。
ところが、ここにきて復活しているような気配。
やはり「定番」の人気は高かったのでしょうか。

加えて、外国人の増加はすごいですよ。
多分、3倍4倍では効かない増え方だと思います。
昨日は観光コースを回る市バスに便乗しました。
普通のバスよりも停車駅が少ない分、速いのです。
すると、私以外は全員が観光客でしたね。日曜日だし。
外国人比率は6割程度でした。日本人の半分以上が修学旅行。

浴衣か振袖か分らない中途半端な着物の若い女性二人連れ。
話している言葉が北京語でした。今はあんな「オプション」がある!
しかし、この外国人観光客激増ぶりには目を見張ります。
「とおいところからようおこしやしたなあ」
この街、私はあまり好きではありませんが、観光客は歓迎。
お金を落としてくれるので、街が活気づきます。

チラ聞きしたところによると、京都のマンションを買っている
外国人もだんだん増えてきたとか。もちろん、華人系。
ただでさえ局地バブルなのに、ますます熱くなりますね。
彼らの「爆買い」は衰える気配がありませんから。

週刊ポスト2015-5-25発売

一方、バブル崩壊を危ぶむ声も大きくなってきました。
本日発売号の「週刊ポスト」。すごそうですね。
「マンション相場に大暴落のサインが出た」
な、なんと一特ですか、ポストさん!

もちろん、ここにも私のコメントが多用されているはず。
まあ、東京に帰ってから掲載誌をゆっくり読む予定。
今は野暮用に継ぐ野暮用。明日は大阪へ回ります。
ちょっと疲れ気味になってきました。

株価はなんと20400円台乗せですか。
私は25000円あたりまではさほど危険とは思っていません。
しかし、世界経済にはいくつもの不安要素があります。
アメリカの経済悪化、ギリシャのデフォルト、中国経済破綻・・・
どれが顕在化してもリーマン級のショックになるはず。
日本の企業、株価ほどはもうかっていませんから。

株価が上がることは先行きの経済が明るい証拠、といえますね。
ところが、最近の上がりようは明らかに日銀資金が入っています。
これは、都心の不動産のように「実需」以外の買いが
価格上昇を促進している構図によく似ています。
どこかで大きなゆがみが正される運命にあるのです。

ということで、私は最近すっかり「暴落オジサン」役が定着。
まだ「引っ張りだこ」とは言いませんが、「引き」は多くなりました。
これで何かが起こって本当に暴落が起こったら、
それこそ本業が「大忙し」になりそうです。
別の面は相当に困ったことになりますが。

株式は「空売り」ができるので、暴落を読むと大儲けできます。
でも、不動産に空売りはありません。
それは「地面師」という詐欺行為の範疇に入るのです。
だから「暴落オジサン」である私が、暴落をキレイに
予測できたとしても大儲けはシステム的に不可能です。

民法第560条からの項目は「他人の所有物」の売買について
定めています。こういうところが民法のだいご味ですね。
例えば、僕が富久クロスの30階フロア全住戸を、
坪単価450万円で売却することは可能です。
多分、その値段で買う人はたくさんいるでしょう。

民法では、僕が30階住戸全戸を現所有者から取得して
売買契約者に引き渡すことができれば、まったくの合法。
まあ、そんなことは事実上ほぼ不可能。
だから、不動産現物でのカラ売りは不可能。

唯一、空売りできる不動産はリート。
この先暴落すると分っていれば、今の内「空売り」ポジションを獲得。
じっと待っていればいいのです。そのうち大暴落で大儲け。
でもこれは、ある程度現金を持っていなければ不可能。
持ち金の2-3倍程度しか売れないのが現システム。
結局、不動産が大暴落すると分っていて何らかの対応策が
撮れる立場の人は、今持っている方々。

だいたい、不動産は大暴落し難いので、予測なんて不可能。
私は「暴落オジサン」を自認していますが、
その時期なんて明解に主張したことはありません。
経済の法則として歪だから「いつか大幅に下落する」と言っているだけ。
そこをメディアではやや盛り気味に表出してくださいます。

あれこれ書きましたが、私は結局「暴落オジサン」として
大儲けができるわけではないので、アクセク毎日働いています。
この2日は、大いに疲れました。
次回は東京に戻って、も少しまともなことを書きましょう(笑)。

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2015/5/26 0:01 Comments (0)

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