嫉妬ブタは不幸スパイラルに陥る

人間と言うのは基本的に弱い生き物です。
美輪明宏氏が「強い男と優しい女には会ったことがない」
という名言を吐いておられます。
男は強くなければいけない、と教えられます。
肉体的に強いのはいうまでもなく、精神的に。

日本のような文明社会では、とりわけ後者が大事ですね。
スポーツ選手でもない限り、成人後はせいぜい健康であれば十分。
それよりも、精神的に強くなければなりません。
ところが、世の中はひどく残酷な競争社会です。

今の日本なんて勝ち組1人、中間2人、その他7人負け組・・・
といった構成になっているように思えます。
例えば、サラリーマンの平均年収は400万円台です。
ひとりが食うには十分です。でも、家族は養えません。

結婚して、子どもが二人くらい生まれ、家を買って・・・
これを東京という街で満足に行うには年収1500万円位必要。
そんな人、10人に1人もいませんよ。
そういう厳しい競争社会にあって「強く」というのは無理。

つまりは、世の中こっちもあっちも「負け組」だらけ。
しかし、負け組にいる方も自分ではそれを認めたくありません。
その結果、淀んだ嫉妬心を心に宿すことになります。
つまりはビョーキへの第一歩。困ったことです。

ネット社会は、ビョーキの蔓延に大きな役割を果たしています。
誰でも自分の言いたいことを世に発信できるようになったからです。
しかも、匿名で何かを言うことを可能にしました。
世に「炎上」という現象がみられますね。

曾野綾子さんが、ある人が90歳でドクターヘリを呼んだという話を聞いて
「何歳まで生きるつもりか」とやったら炎上。
でも曽野綾子先生はちっとも気になさっていません。意気軒高。
実は私も同意見。90歳になれば、死ねばいいじゃないですか。

論語に「老いて死なずば国の賊」という一説があります。
老人と言うのは世の資源を食むだけで何も生産していません。
つまりは厄介者。極端な話、死んでしまった方が世のためです。
まあ、そこまでいうと行き過ぎかもしれませんが、
私は自分が90歳になってドクターヘリを呼ぼうとは思いません。

こんなことを書くと、炎上するかもしれませんね(笑)。
ただ、私は曽野綾子先生のような著名人ではないのでほっておかれるだけ。
そういえば、私はその昔ちょっとだけ炎上らしきことがありました。
結論から言えば、アレコレと利用できるだけ利用しました。
けっしてマイナスにはなりませんよ、炎上と言うのは。
結果的に名前が売れてアクセスが増えたりもします。
まあ、そんなことはどーでもいいのですが。

今の日本人と言うのは7割以上が「負け組」になります。
結婚できないか、できても子どもをもうけられず、
もうけたところで満足に教育を受けさせられず・・・・
その結果、日本人自体がどんどん減っていっています。
日本という国自体が「負け組」に入りそうな勢いです。

最近、あるお方と哲学的な会話をしました。
カンタンに言うと「人間は何のために生きるのか」。
アリストテレスの時代から、人間に与えられた命題です。
私はそんなことにちっとも悩みません。

なぜなら、私たちは偉そうなことを言ってもただのサルです。
どれだけ医学が進歩しても、今のところ生きてせいぜい100年。
地球の歴史からすると瞬きするよりも短い時間。
「歴史に名を遺す」なんて業績を上げたところで、高々数千年。
千年後に、誰が田中角栄の名を覚えているでしょう。
ましてや安倍晋三の名前なんて・・・・

まあ、深く考えずに生きて、子どもを作っておけばいいのです。
生物と言うのは、種の保存が本能です。
人間以外の生き物で「何のために生きるのか」なんて、
面倒くさいことを考えている種は存在しません。

「勝ち組」か「負け組」かなどというのは狭い考えです。
年収400万円でも幸せな人は幸せ。温かい家庭があります。
年収5億円でも不幸な家庭に帰らなければならないお方もいます。
そして「なんのためにいきるのか」という問題に答えはなし。

そう考えれば、人間の嫉妬と言うのは実につまらない感情です。
自分と他人を比べてみて、つべこべと文句を言うことに
いったい何の意味があるというのでしょう。
僅かに自分が優れたところを見出して声高に主張すると、
にわかに「勝ち組」に入れるとでもいうのでしょうか。

最近、とある有名女優の息子が強姦致傷で逮捕されました。
その後、和解が成立したとかで不起訴になり、釈放とか。
はっきりいって、どーでもいい話です。被害者以外にとって。
これをネタに大騒ぎしているお方たちは、少なからず嫉妬ブタ。
陽のあたっていた人物が引きずり降ろされるのに拍手喝采。
何とも醜い情景のように思えます。

嫉妬と言うのは劣情です。
君子たるものが抱いてはいけない感情。
しかし、今の日本にはそれが渦巻いています。
ネットがそれを助長しています。

人間は文明を持ってから哲学的に考えるようになりました。
まあ「何のために生きるのか」というのは答えが出せません。
しかし「美しく生きる」ということには、いくつか模範があります。
先日否定した宗教も、この問題ではそれなりの役割を果たしています。

古代中国の孔子や孟子、老子などもかなり実践的なノウハウを示しました。
我々に最も身近なものとしては、武士道ですね。
これは世界中で高く評価された人間の生き方の規範です。
類するものは、中世ヨーロッパの騎士道でしょうか。

残念ながら、中国や韓国には武士道や騎士道に類するものはありません。
特に中国は、この2千年を精神的な頽廃に費やした感があります。
ただ、どれを選ぶかは個人の価値観の問題。
私はいたって「いいとこどり」をしています。
何といっても、人間の命など長く生きて100年。
普通に生きて男は80年です。私はすでに約3分の2を過ぎました。
今さら面倒くさいことに悩もうなんて思いませんよ。

しかし、世間の嫉妬ブタどもにはウンザリします。
「他人のことなどほっとけよ」と言いたくなる世界。
韓国なんて、国ごと嫉妬ブタですからね。
暑い9月がますます暑苦しくなります。

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10月1日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:10月1日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

10月1日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

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7 Comments

まろたんさん、こんにちは。

マンションは賃貸用である、というのは牧野先生のお言葉です。
でもまあ「自分のものでないと落ち着かない」というご仁が多いので
私らの業界は成立しております。
おかしなマニアやオタクまでウジャウジャいます。
他ならぬ私もその一人です。

蓮舫の二重国籍問題、フーンという感じ。
小池もそうですが、辻元もただの目立ちたがり。
なーんも興味が有馬温泉。

新しい拙著が出ます。
またレビューをお願いできればと存じます。
もちろん、ありのままでいいですから(笑)。

ごきげんよう 榊淳司

2016/09/14 15:57 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

レンポーおばさん。二重国籍とかで話題の。
でも、
「ミンシン党」のおばさんでしょう。
なーんで、こんなに問題になるのか、ねー。

ま、慎太郎節を借りますれば、
「厚化粧の大年増」
では、有馬温泉?

ごきげんよう。

2016/09/14 15:14 | by まろたん

榊さま。

「新築マンションを買ってはいけない」
のご著書。
発売と同時に買い求め、読了です。
アマゾンのレビューにも書き込んでおます。
確かに御意。確かにです。

「マンションは、そもそも賃貸用である」
これ、ナントカという御方のコメント。
(お名前は失念。こらえてね。われジサマじゃけんね)

うーん。
そう言うことでしょう。それに尽きる。
が、それはそうとして、
住宅は「立地」がキモ。
なので、戸建てより、マンションとなる。
特に買物難民・予備軍の「年寄り」にはね。

ここんとこ、どないしましょう。ね。(笑)

ごきげんよう。

2016/09/14 14:02 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

マンションの管理というのは、
実のところやっかいなものです。
また制度的にかなり不完全です。
それが嫌で、多くのプロはマンションを買いません。
買っても、適当な時期に売ります。
素人さんは、そこに気づきません。
管理に情熱を燃やすバカまでいます。
まあ、揉め事が起こりやすい素地が多すぎますね。
拙著「新築マンションを買ってはいけない」に書きました。
お手元になければお送りしますよ。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/09/14 13:15 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「ニンゲン集まれば、最後は蹴り合い」
と、或る大物右翼が言ってました。
辛口のコメントですが、人間洞察ですね。

私は67ですから、いかなる組織・団体にも、
所属する意思はありません。
そう言う意味では、マンションよりも戸建てです。
マンションは管理組合があり「カネがからむ」。
カネは揉め事の最大要因ですからね。

遺産相続で骨肉の争い、なんて良くある話です。
私も若いころですが、相続問題で、
人間不信に陥るような経験をしました。

トシを取って「蹴り合い」は避けたい。
人類の知恵は生かされていますかいな。
マンション管理組合の問題で。

ごきげんよう。

2016/09/14 03:06 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

鳥取駅・・・12歳の頃に行ったような。
日本海は美しい。
まあ、も一度行きたいとは思いません。
日常が好きな私。旅行はほどほど。
というか、日常にそれなりの刺激があります。
出合いが多いですから。

私、葬式の時くらいしかネクタイを付けません。
テレビのオンエアも、せいぜい上着。
学校の先生ではございませんが(笑)。

まあ、われら似た者同士ではないですか。
また、一献傾けたいですね。
居場所は千キロも離れていますが。

ごきげんよう 榊淳司

2016/09/12 13:08 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「隣の芝生は青く見える」
と。
この言葉には多くの意味が含まれています。
それは割愛します。

「自分が思うほど、他人は自分のことを気にしてない」
これは真実でしょう。
今、日本人、他人の視線を過剰に気にしていないか?

「衣服は、人の意識を支配する」
と思います。
いわゆる「制服」の狙いは「意識の支配」でしょう。
私は職業選択に於いて「制服着用」が必須なものは避けた。
それと、仲間うちで「センセイ」と呼び合う職業もアウト。

外資系でチンタラ生きて来ました。
年俸制だったので、やってもやらなくても、固定給。
ま、リストラされるリスクはありますが。

外資系では「役職」では呼び合わない。
トップ社長も「ダレソレさん」と呼ぶ。
タテの関係が弱い。
日本社会はタテ社会ですが。

「古参兵」になると、上司からも何も言われません。
で、私は、
ビジネスマンとしては「ラフな服装」で通っていました。

ノーネクタイ。最近はノーマルになったようですね。
スーツは着ないで、ブレザーかジャンパー。
ラクチンでしたわ。

通勤時は「濃いサングラス」着用。
これもラクチンでしたが、ハズせなくなる。
頭髪は、やや長め。ボサボサ。

昼食はひとりビールを飲みながら、妄想にふける。
チョイとドロップアウト系の男が多かった。
特にむかしはね。
私には「相性が良かった」ようです。
とは言え、四〇年ですから、いろいろありましたが。(笑)

私は何者でもないし、
何者にも成りたくない。
ラフに生きたい。機嫌よく暮らしたい。
ただただ市井の小市民として。

四〇くらいのとき、会社の若いオナゴから言われました。
「まろたんさんって、学校のセンセイみたいですね」
どういうイミー。(笑)
浮き世離れ系?
ま、そんな感じでした。

ごきげんよう。

2016/09/12 06:34 | by まろたん

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