ロートルは頭が固く、若年はアタマが弱いサヨク君たち

私が日頃からとっても不思議に思っている「サヨク」という
人種についてアレコレと考えています。
サヨクの語源は左翼です。元々は社会主義者を指しました。
「社会主義って何ですか?」なんて質問を受ける時代になりましたね。

いつものように、超絶カンタンに説明しますね。
それは、お金持ちや大企業の存在を許さないで、
富をすべての人民に平等に分け与えることを理想とする
政治的な思想、あるいは支配体制のことです。

具体的に言えば、トヨタを解体して国有企業にする。
豊田家の資産は没収して、国家が公益のために使う。
こういったことを全国的に隅々までやっちゃいましょう、
と言うのが社会主義なのです。

「そんなんして、うまいこといくの?」と、思うでしょう。
実際にこれをやらかした国がいくつもあるのですよ。
1917年に革命を起こして社会主義体制になったロシア(ソ連)。
1947年に共産党が国共内戦を征して建国された中華人民共和国。
他にも東欧とかベトナムとか朝鮮とかキューバとか・・・

それで、どこもかしこもまったくうまくいかなかったわけです。
ソ連や中国では何千万人という餓死者まで出してしまいました。
どうして社会主義がうまくいかなかったかと言うと、
それは人間の欲というものをまったく計算に入れていなかったから。

資本主義という経済システムは、人間の欲望をベースにしています。
人間というものは1円でも多くの金が欲しかろう、
ということを前提に市場のシステムを構築しているわけですよ。
社会主義は「みんな平等にしてやるのだから、それなりに働け」
というシステム。やってもやらなくても給料が同じなら、
普通は働かないものですよ、人間というものは。

それで、ソ連という国は崩壊してロシアとなり、
中国は共産党という社会主義を前面に掲げる政党が支配しながら、
経済システムだけはほぼ資本主義に変えてしまったわけです。
今では世界的に「社会主義はあかんやろ」というのが常識。

ところが、日本国内には1980年代頃まで、まだまだ
「社会主義が理想だ」と考えている人が多かったのですよ。
まだ社会党というのがあって衆参で200議席くらい取っていました。
共産党だって同じく40から50議席くらいはあったような。

ところが、ソ連が崩壊して中国の文化大革命がとてつもなく
凄惨な状況であることが伝わり、挙句の果ては「地上の楽園」
だったはずの北朝鮮は人さらいのオカルト犯罪国家だった・・・
といった現実が日本人にも分かってしまったわけですわ。

当然、社会党への投票は激減。今では社民党となって消滅の危機。
そこで左翼君たちはとっても困ったわけですね。
ほいでどうしたかと言うと、表立って「社会主義」とは
言わなくなったわけですよ。でも、連中は資本主義も嫌い。
もちろん、自民党や自民党的なモノも全部嫌い。

旧左翼の人たちって、とっても頭が固かったのですね。
まあ、ああいういかにもインチキ臭い政治思想に、
若い頃にコロッと騙されたわけですから、柔軟とは言えません。
とは言っても、いい大人になって「アレはインチキだった」
と認めることも、またできないわけですよ。

そいでどーしたかというと、サヨクに衣替えしたわけです。
社会主義はもう唱えられないので、何を言っているかというと
●平和憲法を守ろう
●原子力発電をやめよう
●世界の貧しい子供たちに救いの手を
●大企業は大儲けしてケシカラン
●アメリカは不当に世界を支配している
●自然食品を広めよう
●近隣諸国には積極的に謝罪しよう
●社会的弱者をいじめるな
●君が代や国旗は戦争の象徴だから遠ざけよう

まあ、だいたいこういったことです。
「ふーん」という感じでしょ。
あなたのまわりで、以上のような運動をしている人、
あるいはそういった運動にシンパシーを感じている人は、
まさしくサヨクなのですよ。

一見、どの主張も悪くないように思えるでしょ。
特に単独で主張されると「まあまあ、ごもっとも」と言えます。
彼らの発想はまず、「自分たちが正しい主張を唱えている」と
心の底から信じ切っていることです。まるでオウム真理教みたい。

一昨年でしたっけ、安保関連法案の騒ぎがあったのは。
あそこで騒いでいたシールズなる組織の中心メンバーは、
中国地方のキリスト教系超サヨク偏向教育を行っている
全寮制高校の出身者がほとんどだといわれています。
修学旅行で韓国へ行って、生徒を韓国人に向かって
土下座させるような教育をしている学校だそうです。
まあ、何も分かっていない、低偏差値のティーンエイジャーを
そういう風に教育するとシールズになってしまうわけです。

次に、サヨク君たちは実のところ自分たちの主張について、
あまり深く調べたり考えたことがない人が大半なのです。
当たり前ですが、自分の頭で物事を考える能力のある人間は、
教えられたことを少しは疑ってみるものです。
そして、機会があれば調べてみたりもします。
そうやって現実の社会と政治的な主張の乖離を確認します。
現実が見える人間は、もはやサヨクにはなれません。
なっているとしたら、どこかで自分をごまかしています。

サヨクというのは、だいたいが「ええかっこしい」です。
「きれいごと」が大好きです。正義ぶるのも大好き。
中身のない議論をするのも大好き。
弱い人間をかばうようなことを言うのも大好き。
実際に弱者を助けているサヨクなんて、ほぼいません。
「貧乏人を救え」とかいいながら、自分のお金は出しません。
「それは政府の予算を使えばいい」という発想。
お金がなければ大企業から税金を取ればいいじゃない、
といった非現実的なこと真面目に考えています。

なぜか、学校の先生に多いですね。
日教組に入っていてもいなくても、
サヨクな人が大半ではないかと私は推測しています。
自分や周りの人の経験値もありますが、
教師という職業にサヨクとの親和性が潜んでいるのです。

教師というのは、いったん正式に採用されれば、
この厳しい資本主義社会の蚊帳の外で生息できます。
モンスターペアレントに悩まされても、最長3年。
ほっかむりしていれば、その内通り過ぎてくれます。
まあ、何とも惰弱で甘い職業でしょう。

彼らは「子どもたちに何かを教えたい」というよりも、
「厳しい競争社会で自分をすり減らしたくない」という
志向性のもとに、あの職業を選んでいるように思えます。
つまりは、厳しい現実から自分の人生を逃しているのです。
そういう人たちだからこそ、サヨク的な理想主義が
わりあいすんなりと受け容れられるのではないでしょうか。

サヨクの勢力は年々歳々衰えています。
中国や韓国、北朝鮮があからさまな反日行動を取れば取るほど、
日本国内では保守的に身構える人が多くなります。
それでも、サヨクが絶滅することはないでしょう。
社会科教師の大半が、未だにサヨクだと思われます。
だから、頭の弱い人々はサヨク的な発想を無批判に受け容れます。

私は、50代以上のサヨクはコチコチにアタマの固い人々。
40代未満のサヨクは、自分で物事を考えられない人だと、
おおまかに分けて考えることにしています。
どうぞみなさんも、まわりのサヨクな人々を観察してください。


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2017/3/24 0:15 Comments (8)

8 Comments

まろたんさん、こんにちは。

潮時ですか・・・・
そちらもいろいろあるのですね。
まあ、世の中いちばんめんどくさいのは人間関係。
これに尽きると言っていいでしょうね。
ややこしいのに当たると、本当にややこしい。
まろたんさんたちはお時間があるだけに、
絡まると絡まりますものね。

こちらはしとしと雨。
季節の変わり目ですね。
ご自愛を。

ではまた。ごきげんよう。

榊淳司

2017/03/26 11:54 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

何事にも「潮時」というものがありますね。
旧約聖書の一節には、
「すべてのことに時がある。
始めるに時があり、終わるに時がある」と。

さて。
その「潮時」ですが、どうのように見極めるのか?

榊さまは、かって経営しておられた会社を閉じられたと。
思案黙考苦吟のなかで、その「潮時」を見極められた、
と推察します。
私は、昨年のトキオ清算、千キロ離れた当地への移住でした。

以上の2件は、人生の大きな「潮時」です。
が、小さな「潮時」はチョクチョクあります。

よくある事例では、人付き合い、における「潮時」。
何かの関係で付き合い始め、或る日、ふと思う。
うーん、もういいかなー。「潮時」かな。と。

まるで潮が引くように、気持ちが引いてしまうとき。
もう、どうしようもありませんね。
それが「潮時」なのでしょうか。

年寄りくさい話でした。
今日は自宅で溜まった雑事の片付けを。
四月。心機一転に向けて。

ごきげんよう。

2017/03/26 06:39 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

そういえば、「心から」というと
数日に一度くらいしか笑いませんねえ。
週に一度、笑点を見ながら必ず笑いますが。

まろたんさんは、もう少し
むつかしいお方であるような印象でした。
そうですか。一日に何度も笑いますか。
それはモテるでしょうね。
生き方も上手だと思います。

ではまた、ごきげんよう。

榊淳司

2017/03/25 17:37 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

つかぬことをお訊ねしますが、榊さま、
一日にどのくらい笑いますか?
それも、かなり「心から」。

私は笑い上手なのです。
しょーもないことでも、心から笑います。
例えば読書していて、また或る事を思い出して、
などなど、マジ笑ってしまいます。独りで。

的確な表現かどうかはともかくとして、
つまり「ヨシモト的」なのです。
例えば、花キ京的、岡八朗的、チャーリー浜的、
カンペイちゃん的、で、心から笑えるのですわ。
笑い上手。カネ要らず。

オモロイことを言う人も、バカ言う人も、
それらの書き手も、少なくなりました。
非寛容、マジメ、遊び心ナシ、ユーモアなし。
などなど「役人的」なビンボー臭い時代。
まだまだ続きそうでね。

ごきげんよう。

2017/03/25 16:04 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

私もそのお考えには同意します。
人類はいずれ滅亡します。
それは、そう遠くない世代であるように思えます。
もしかしたら、ほんの数世代先かもしれません。
日本人はこういうことを考えるのが割合苦手ですね。
ハリウッド映画を見ていると、
今の文明が終わった後の世界を描いた作品が多いこと。
日本では劇画、マンガの世界には少しありますが。

しかし乍ら、私らのような市井人にとって、
人類の滅亡を考え、語るなどと言うことは世迷言。
それよりも「昼飯の問題」ですね(笑)。
そろそろ用意を致すこととします。

ではまた、ごきげんよう。

榊淳司

2017/03/25 11:15 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「ハーフウエイ・テクノロジー」と言います。
なべて科学技術は「道半ば」。永遠の未完成であると。

例えば医学について。
「医学の常識は三日でひっくり返る」というふうなことを、
免疫学者・多田富雄=故人は書かれておりました。

エネルギーの科学技術・原子工学は如何?
膨大なエネルギーなしには豊かな暮らしは出来ません。
しかし、原発は「使用済み核燃料」の処理技術の未達。
悩ましいところですが、もはや原発は棄てられないでしょう?

いったん、そのベネフィットを得たらもはや止められない。
それナシには人間社会を保てない。
例えば分かりやすい分野で言いますと、
もはやIT技術ナシには社会を継続不可能です。

或る意味で「依存」ですよ。
或る意味で「不自由」でしょう。
科学技術の怖いところですね。

いわゆる理系と文系を分断するような学問、教育の在り方。
現状で良いのでしょうか。
ハーフウエイ・テクノロジーである科学技術が、
止まるところなく、ノーコンのまま、肥大化していってます。

おそらく。
科学技術によって人類は終末を迎えるのでしょう。
そのとき科学技術の肥大化も終わる。
まるで宿生であるニンゲンが死ぬことにより、
「がん」もまた死ぬように。

ガラにもなくコムツカシイことを書いてしまいました。
今日、近くの県立美術館で催されております、
「ポンペイ壁画展」を見学しました。
御存知の通り2千年前のものですね。
たった2千年で、科学技術にどっぷり浸かった現在のニンゲン。

その文脈から推せば、そう遠くのことではないでしょう。
人類の終末は。如何?

すこーし「浮き世離れ」したことを。
桜花を見ながら俗世から離れて。
失礼しました。
ごきげんよう。

2017/03/25 05:27 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

「若いとき左翼でないヤツはバカだが、
トシをとっても左翼のヤツは、もっとバカだ」

どこかで聞いたような。
でも、なかなかいい得て妙ですね。
私とサヨク君たちが共感できる点が2つありまして、
1 アンチ大企業
2 アメリカ驕るなよ
ということです(笑)。
この2点以外はほとんど考えが相違します。
もっとも連中の大半はほぼ考えていないでしょうけれど。

まろたんさん、相変わらずモテているではありませんか。
「君子周而不比、小人比而不周」というところが、
女性から見るとかっこいいのではないですか。
世の中、群れたがるご仁ばかりなので。

まあ、「色とカネ」ですわな。
まろたんさんも、残り少ない前期高齢者を楽しんでください。
こちらもシコシコ、アクセクとやっていますので。

ではまた、ごきげんよう。

榊淳司

2017/03/24 11:47 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

かって、こんな言葉が。
「若いとき左翼でないヤツはバカだが、
トシをとっても左翼のヤツは、もっとバカだ」と。
今や死語になりましたが。

理想主義。理想郷。
「愛は永遠である」などという同じ。
少女趣味。だから、
宗教に似て、或る種のオンナがハマりやすい。

でも嫉妬深い人間が、就中、オンナが耐えられましょうか。
人間社会、すなわちシャバは「金と色」に尽きます。
「金と色」の無限地獄の中で呆けて生き、そして死ぬ。
そのように設計されておるのが、ニンゲンです。

美しい薔薇にはトゲがある、と言います。
どんなときでも、美しい言葉に復讐が仕込まれています。
だから、
美しいものを求めたヤツは、その美しいものから復讐される。

左巻きビトの唱える、あまーく美しい言葉も同じ。
トロトロと、とろけていると復讐されますぞ。
赤ずきんちゃん、気をつけてー。(笑)

ところで。トキオにいたときのこと。
小生、還暦を少し過ぎたころでした。
中学生の男の子を持つ、四〇オンナが小生に言った。
「息子から、この糞ババア、と言われた」と。

「それって、今どきフツーじゃないの」
小生、かるーく突き放しておきました。
けっこう美人系でしたので、突き放しデがありましたわ。
小生も、歪んでまんなー。(笑)

失礼しました。
ごきげんよう。

2017/03/24 06:16 | by まろたん

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