プーチンよ、お前が黒幕か!

拙著「2025年東京不動産大暴落 (イースト新書) 」の4刷りが決定。
4刷りまで行ったのは5刷り32000部の「マンション格差」以来です。

さて、今日の話題。
アメリカ海軍の第7艦隊司令長官が解任されましたね。
まあ、素人みたいな事故を2つも続けたら・・・
しかし、軍隊らしい厳しい処置かと思います。
民間の船にぶつけられてアメリカ側に死者ですから。
軍艦としては何とも情けない次第です。

懸念されるのは作戦行動への影響。
南シナ海の「航行の自由」作戦と北への「斬首作戦」。
いずれも第7艦隊の分担でしょ。
なのにイージス艦が2隻も中破してしまうとは・・・
また、艦隊の司令長官がこの時期に交代すると
作戦に支障をきたすのではないでしょうか。

第7艦隊と聞くと、アメリカには7つも8つも艦隊があるかと
思いますが実際は第3から第7までの5艦隊。
「第10」というのもありますが、これはサイバー戦用。
この5つの艦隊で地球上の海をすべてカヴァーしています。

私の勝手な解釈では、最強は第7艦隊ではないでしょうか。
なぜなら、もっとも戦闘任務に就く可能性が高いから。
その担当海域は世界最大。日付変更線の西側からインド洋まで。
その中に南シナ海で暴虐の限りを尽くす中国や、
ご存じ三男ブーの北朝鮮、海賊の出没するマラッカ海峡、
中国とつるむ核保有国のパキスタンなどが含まれます。

第7艦隊の根拠地はハワイの真珠湾。
そして第2の根拠地は日本の横須賀。
その他にはグアムや沖縄、佐世保にも基地がありますが補助的。
要は、真珠湾と横須賀なのですよ。

さて、今回仮にアメリカ軍が北を攻撃する場合はどうなるのか?
もっともカンタンなのは単に空爆だけ。
それも巡航ミサイルによる攻撃で三男ブーの殺害を図ったり、
ICBMや核施設を破壊することでしょうね。
これだと射程は450から2500kmで米軍側に
戦死者が出る可能性は限りなくゼロ。

艦船で近づかなくても、横田基地あたりから発射しても
十分に平壌あたりまでは届きます。
だから第七艦隊にあまり出番はなくなります。
しかし、横田や三沢から飛ばすと民間の航空路とクロスします。
実際はイージス艦が北の沖に近づいて発射するのでしょうね。
そういう作戦だと、2隻の中破は痛い。

巡航ミサイルに「可変威力型熱核」という核爆弾の一種を
搭載すれば地中深くまで破壊することができるので、
三男ブーが地下に隠れてもやばいかもしれません。
しかし、曲がりなりにも核爆弾ですから世界に物議を醸します。

そうでなければ通常の爆弾を搭載します。
これまでの戦争でよくつかわれたタイプ。
何か月か前、トランプ君がシリアに撃ち込んで
習近平君の前でご満悦してみせたタイプ。
しかしね、通常型だと454kg爆弾なのですよ。
まあ、5階建てのビルを吹っ飛ばせるレベル。

9月9日は北の建国記念日。盛大な行事が行われます。
そこに向けて通常型爆弾を搭載した巡航ミサイルを撃ち込むなら、
最低100発は必要でしょうね。1発160万ドル。高!
まあ、お金持ちのアメリカですから何でもないか(笑)。

さて、首尾よく三男ブーを仕留めることができたら大成功。
しかし、打ち漏らしたりすると・・・第2次朝鮮戦争。
軍事境界線の北側にビッシリ配備されているといわれる、
ロケットや火砲が一斉に南に向かって火を噴きます。
「ソウルは火の海になる」というのもオーバーではありません。

すると、斬首が失敗した時のことを考えて、
韓国の米韓軍は北側で発砲の動きがあると直ちに反撃して、
それらの火力を無力化する作戦を開始しなければいけません。
もちろん、陸から、空から、海から。全面戦争ですね。

ここで問題なのが、韓国側にどれほどの死者が出るか。
ソウルの人口は約1千万人。1割死ねば100万人。
もう阿鼻叫喚の図が繰り広げられそうです。
アメリカ人は韓国に20万人ほどいるそうです。
避難が間に合わなかったら何万人かは死にそうです。
日本人も4万人から6万人くらいいるとか。
まあ、1万人くらいは死んでもおかしくありません。

かつて1993年から94年にかけても、
同じような米朝の開戦危機がありました。
しかし、この死傷者予測にたじろいで開戦できませんでした。
当時の大統領は民主党のクリントンでしたね。
今から思えば、あの時にケリをつけておけばよかったのです。

さて、今回の危機はあの時以上だと思います。
このまま「話し合い」で終わるとは思えません。
最近、気になるのはロシアの影。
北のICBMが急に性能をアップさせたのは、
「ウクライナ製」を使っているからだという噂がありますね。
ウクライナ製ということは旧ソ連製。
それなら、あの性能アップも納得できます。

北は最近ロシアのウラジオストックと定期航路を設定。
あの万景峰号が往復しているそうです。何を運んでいるのか。
鉄道路線も日本時代のものをベースに開通させたとか。
ますます動きが怪しくなっています。

もしかしたらプーチンが陰で三男ブーを
そそのかしているのかもしれませんね。
「ロシアが支援するからグアム沖にミサイルを撃ち込め」
そうなって米朝が開戦するとロシアに何の得があるのか?

あるのですよ、それが。
まずトランプ君は基本的にプーチンと仲良くしたがっています。
しかし、アメリカ国内では「ロシアゲート」の騒ぎが収まらず、
露骨にプーチンに近づくことができません。
といいながらG20の時には2回も会談していますけどね。

ところが、米朝が開戦するとロシアゲートが吹っ飛びます。
トランプの人気も回復するでしょう。
うまくいけばウクライナ侵略で課された経済制裁が
解除される可能性もあります。

また、開戦となれば石油価格が上昇します。
外貨収入をもっぱらエネルギー資源の輸出に頼っている
ロシアにとって原油価格の高騰は大歓迎。
自国経済回復のきっかけになりそうです。

さらに、三男ブー亡き後の北の政権に、
中国ではなく自分たちロシアの息のかかった人物を
据えられれば一石三鳥くらいの結果になります。
そのためには、三男ブーに暴走してもらわねば
ならないから、「大丈夫、ロシアが付いている」と
唆すとともに、ミサイルを与えているのではないでしょうか。
さて、三男ブーはプーチンの思惑通り踊るか否か・・


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9月30日土曜日の13時から17時まで、
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ただし、順番におうかがいしますので、
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2017/8/25 0:05 Comments (11)

11 Comments

榊さま。

本日、
当地に来て関わったことのヒトツが片付きました。
榊さま、仰有るとおり、
「孤高」で「飄々」と、ですね。

年寄りはウンザリです。
達観できない年寄りは。
私には人生の早い時期からありましたね。
この世は、人生は、虚しいのだ。
即ち「色即是空」と。

立身出世も、金儲けも、色事も、
この世のあらゆる俗事に関心が持てなくて。
だから。
飄々と生きてますね、と言われた事もあります。

若き日には放浪もしました。
「雲水」に憧れたことも。
「山頭火」に共感したことも。
家族にも心配掛けました。
警察に捜索願いが出ていたそうです。
今となれば笑い話ですが。(笑)

さまざまな事があって、今がある。
そして。
すべては夢でありました。
長かったような、短かったような。

東儀秀樹の曲を聴きながら。
ごきげんよう。

2017/08/27 18:23 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

東京は日照りの暑い一日です。
これから家族の昼飯を作ります。
まあ、平凡な日曜です。
しかし、それが大好きです。

私に全部投げられても困ります(笑)。
まあ、投げられようと飛ばされようと
私は自分のやりたいことしかしませんが。

若いオナゴにモテますか。
ぜーんぜん嫉妬しません。
私もモテようと思えばモテますから。
でも、今さらモテようとは思いません。
ややこしいだけですから(笑)。

まあ、飄々と生きてください。
嫉妬ブタには近づかず、寄せ付けず。
まろたんさんのおっしゃるように醜い顔は要警戒。
私の経験則ではチビ、デブ、ハゲも要注意。
コンプレックスが正確を捻じ曲げている可能性大。
まあ、そんなことはご存知でしょうが。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/08/27 11:22 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

お付き合い、感謝であります。

何かを聞かれて、その答えは、
「そうですね、なんと申しましょうか」と。
かって、そんな言葉が流行りましたが、御存知でしょうか。

私、自慢ではありませんが、世の田吾作(笑)から、
いろいろ御相談を受け賜りました。
これ、一銭にもならない慈善事業でしたがね。(笑)
で、結果、
「なんと申しましょうか」となります。(笑)

われ住む、地方の小都市。
「ミエハルクン」と「嫉妬」。
男。それもイイトシした、オヤジ・ジジイの嫉妬。
その臭いオトコの腰にシャブり付くオナゴ。

オジン・オバン、ジジババ、のツラたるや凄みがあります。
今の若い連中も、やがては、そんなツラになるのでしょう。(笑)
まあ、順繰り。そういうものなのでしょうかね。

でもでも、しかし、です。
小生「自分と女房」の老後。コレだけです、この先は。
ほかは、榊さまにお任せ「ソーナゲ」です。
宜しくお願いしますね。(笑)

でも、小生、
若いオナゴにもてるのですよ。
なーんでかなー。
ゴメーン。
嫉妬しないでね。(笑)

バカは、このくらいで。
ごきげんよう。

2017/08/26 20:19 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

文化的貧困ですか。
田舎の方で、いちどもまともな組織に属したことのないお方は、
我々とは社会的な常識がずれていますね。

まあしかし、それもまた日本社会の一部です。
また、田舎には田舎の良さがあるはずです。
まあまあ、そちらを見つけて楽しんでください。

しかし暑いですね。
そろそろ夏が終わればいのに、
まだしばらくは続きます。

まろたんさんは、少なくとも
アクセク日銭を稼がなくてもいいご身分。
心は涼しくお過ごしください。

ごきげんよう 榊淳司

2017/08/26 16:59 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

このところ、
「卑近な・ビンボー臭い」話ばかりで恐縮です。

「コジャレたまろたんさん」とコメ。
ええー!
どこがでっかー。何がでっかー。ですよ。マジ。

ま、それはともかく、
「居酒屋なぞにタムロする人士は、タイプが違う」
とのコメ。
仰有るとおりです。小生、身にしみて了解しました。

前回、経済的な貧困を書きました。
が、もっと根深いのは、
「文化的」な貧困でしょう。

仰有るとおり、
「パンツをはいたサル」
どころか、
「パンツも忘れたチンピラ」ですね。
イイトシのジジババの実態は。

「ドロ臭く険しいカオ」の原因は、
「経済的」な貧困よりも「文化的」な貧困にありかと。
なにしろ、
「パンツをはいたサル」
「パンツを忘れたチンピラ」
ですからね。

お暇はないでしょうが、
地元大学の偏差値を御覧下さい。
大学ですら、これかー。ですから。(笑)

メチャくちゃ「屈折」している老若男女の、多いこと。
人生の晩節に。
勉強になり申した。(笑)

ごきげんよう。

2017/08/26 13:19 | by まろたん

トスカ兄さん、こんにちは。

戦争は片方の都合だけでは何ともなりません。
三男ブーが安堵していても、
トランプ君の事情で始まるかもしれません。
まあ、いちばんいいのは三男ブーが
アメリカの誘いに乗って「最初の一発」を撃つこと。
そうすればフルボッコにしてもだれも文句は言えません。
ここひと月ほどは緊張が続くでしょうね。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/08/26 10:55 | by Sakaki Atsushi

まろたんさん、こんにちは。

うーん、そうですか。
そんなに貧しくて、コンプですか。
東京に対しては複雑なのでしょうね。
確かに、東京に住んでいるという
優越感みたいなものはありますわね、こちら側にも。

私は地方といっても京都や神戸しか知りません。
どちらも対東京のコンプはありません。
京都人なんて、東京をバカにしているところさえあります。

東京帰りのこじゃれたまろたんさんの苦節は続きそうですね。
でも、出会いを求めなければいいのではないですか。
特に、居酒屋に集う人士にまろたんさんの
お眼鏡に叶うご仁は少ないような気がします。

地方は地方でのんびりとしたところがいいはず。
のんびりといきましょうよ。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/08/26 10:48 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

あくせく日銭稼ぎに明け暮れるタミ多しと。
それも、イイトシをして。
仰有る通りのタミがいるようです。
ショボい飲み屋のオヤジなどにも多いようです。

しかし、です。
そんなイイトシしたショボい飲み屋などのオヤジは、
こう、のたまうのですよ。
「家にいてもヒマだから」と。
カネが目当てではないと言わんばかりに。

この言葉を真に受けては小学生になります。
ホントウはカネ目当て、食うための日銭稼ぎです。
なーんと、地方に於いては貧民はカッコウ付けます。
都会人よりも「見栄っ張り」です。
これは「発見」でした。

富裕層と貧民層の「住み分け」が出来ていないし、
「コミュニティーが小さい」ので、他人の眼が気になり、
見栄を張るのでしょうか?
その根っ子には恐らく貧しさ故のコンプがあるのでしょう。

地方は貧しいのです(自治体の財政も)。
仕事はブルーカラーが多い。いわゆる3K。
だから仕事はきつい、賃金は安く貧しい、となります。
そんな長年の暮らしで「ドロ臭く険しい顔」になる。

東京一局集中、東京ひとり勝ち、の弊害ですね。
あくせく働いても貧しいタミが多いようです。
貧しさ故のコンプレックス。
「豊かさの象徴である」都会的な事物へのコンプ。

榊さまご指摘の「東京帰りのコジャレた感じ」も、
気に食わないとなる根っ子にも、豊かさへのコンプがあります。
うーん。ワタクシ、ここまでとは思っていませんでしたね。

以上、地方事情を私なしに考察しました。
ごきげんよう。

2017/08/26 04:32 | by まろたん

榊さん、こんばんは。

プーチン黒幕説ですか。ひょっとしたら小説にできるかもしれませんね。私がパクッて一冊の本に仕立て上げてみます(大嘘)。

金正恩も、権力を掌握しているようですから、ただの凡人ではなさそうです。そうであれば、プーチンに踊らされているように見せかけて、ちゃっかりミサイルをちょうだいし、モスクワに向かってペロッと舌を出している、なんてこともあり得るかもしれません。

北朝鮮は、イラクのフセイン政権がアメリカに滅ぼされたのを見て、次は自分達の番かもしれないと震え上がったことでしょう。そこで、アメリカの攻撃を抑止するために核兵器開発を急いだ。その核兵器が完成に近づいているので何とか生き延びられそうだと、本音では安堵の胸をなでおろしたい気分なのかもしれません。そういう状況でアメリカに戦争を仕掛けるなどということは、おそらくないでしょう。えっ、世の中はそんな甘いものではない?

ごきげんよろしゅう。

2017/08/26 01:05 | by アル中のトスカ兄さん

まろたんさん、こんにちは。

今日も東京は蒸し暑いです。
私なんぞは目覚めてから2時間後にはもうビール飲料を飲んでいます。
堕落していますね。仕事はしていますが。

掲載紙の日刊ゲンダイが届いたので
ビールを飲みながら読んでいると、五木寛之。
「健康という病」というエッセイ。
生まれた時から徐々に老化が始まっていると。
人間、どこか悪くて当たり前だよ、というお話。

まあ、カラダは仕方がないですね。
でも心だけは健康でありたいもの。

私は日本を楽観していますから、
今のところ老後には何の心配もなし。
だって、最後には死ぬだけでしょ。

安倍君ねえ・・・地元での評判もイマイチになりましたか。
まあ、仕方ないですね。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/08/25 13:42 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

当地の古老曰わく。
当地の安倍さんの評価は厳しくなった。
まあ、中央次第だが。と。
まんず、現状では選挙を闘えないでしょう。

さて。
「孤高を保つ」との榊さまのコメ。
ニンゲン誰しも、
「死ぬときは独り」
と思えば、誰にも頼れません。
結局「孤高」と成らざるを得ない。

残りの人生で必要なものは、
1.カネ
2.掛かり付け医
3.訪問看護・訪問介護・その他の医療・福祉の「情報」
といったところでしょうか。

1.社会福祉協議会(通称・シャキョウ)
2.地域包括センター(通称・ホーカツ)
3.シルバー人材センター(通称・シルバー)
などがあります。

「シルバー」は既に利用して概要は知っています。
「シャキョウ」は、近い内に「何か」利用しておこうと思念。
「ホーカツ」は、一度窓口を訪ねて感触を当たってみようと思念。
心身とも元気なうちに動いておこうと。
各地区ごとに「民生委員」もいますので相談先にはなろうかと。

年金・医療・介護の制度が厳しく変わってゆくでしょう。
例えば、10年後には、
1-2割の給付の切り下げになっているかと。多分。
この先、ニッポン社会、さまざまな分野で、
タイト・キツキツに成ってゆくことでしょう。

こころ平穏に、明るく、楽しく、前向きに、
一日一日を暮らしたいものです。合掌。

ごきげんよう。

2017/08/25 04:20 | by まろたん

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