中華思想と西洋文明との隔たりは深刻

この2月の5日は旧暦のお正月だったそうですね。
私の子どもの頃、まだ「今日は旧暦のお正月やから」
といって、ちょっとしたご馳走を食べたものです。
でも、高校生になるあたりには話題にも出ませんでしたね。
日本は明治の初めにグレゴリオ暦を採用してから、
正月は1月1日になりました。

むかーし昔、日本で言う年末年始のスケジュールで
中国を旅行しました。まだ独身だった頃です。
上海で犬鍋を食べながら年始を迎えました。
若者たちが通りに出て花火を打ちあげていました。
でも、ガイドさん曰く「旧正月の1割程度の規模」とか。

中国や韓国では日本と同じ西洋暦を用いながら、
いまだに旧正月の方を盛大に祝いますね。なんで?
日本人は多少引きずりはしましたが約150年前から
新暦で正月を祝っています。

以前に中国人たちは西洋発祥の科学を
自国語に翻訳する作業をサボったおかげで、
今の習近平君の演説は7割が日本語らしい、
ということをここで書かせていただきました。

彼らは西洋文明というものを日本人ほど
すんなりと受け容れていないのですね。
それが未だに旧正月の盛大な祝祭となって
残っているのだと私は考えます。

こういったことは、けっこう重要だと私は思っています。
漢民族というのは、基本的に西洋文明と相容れぬ
民族的な特色を備えているのかもしれません。
それは漢民族の「第一の子分」を自称して恥じなかった
お隣の半島の人々にも共通することです。

西洋文明の大きな特色は合理主義と個人主義。
さらには、そこから生まれた自由と民主。
その根底にはキリスト教のプロテスタンティズムがあります。
日本人の倫理道徳観は、プロテスタンティズムと
高い親和性があります。神様がお天道様に変わるだけ。
人が見ていないところでも一生懸命本分を尽くし、
倫理にもとるようなことはしない、というところです。

民主主義というのは、基本的にこの精神が基本的です。
だから、プロテスタントの国では民主主義が機能しますが、
それ以外では日本を除いてうまく行っていません。
韓国なんて、基本的な仕組みは民主主義ですが中身は・・・

バカ文君、あそこまでやったら大統領退任後の逮捕確実。
自ら法治国家の原則を歪めているのは、3年後の自分の
犯罪者化を推し進めているようなもの。
また、あのバカ文君を選んだのは韓国人ですからね。

フィリピンでも、民主主義が正常に機能しているとは思えません。
「法に拠らずとも人を殺していい」なんて目茶苦茶。
ロシアは大統領に逆らうと最終的には殺されます。
ベネズエラも、あれでいちおうは民主主義国ですからね。
カソリックでは自分を甘やかすことを許してくれます。
だから政治的に厳しい政策は採用できないのです。

シンガポールは民主主義が機能しているかどうか微妙ですが
リークワンユー以来、賢明な政府が機能してきました。
台湾が幾分とも民主主義国らしいのは日本統治の名残り。
日本統治の正の遺産までも全否定する韓国はご覧の通り。

そう考えれば、西洋文明を受け容れながら
うまくこなしているのは日本だけ、ということになります。
だから日本はエライ、なんて単純なことは言いません。
西洋文明の思想や道徳観をまったく肯定する気にもなりません。
しかし、チャーチルの民主主義論ではありませんが
今のところ「それ以上にマシなものはない」ということ。

日本でもアホな政治家が当選してバカなことをやっています。
民主党に政権を渡した時期さえありました。
これも考えようによっては民主主義が機能している証左。
アメリカでトランプ君が大統領になったのも、そういうこと。

しかし私は日本と台湾や西欧、アメリカ以外の国でまともに
民主主義が機能しているとは思えませんね。
ましてや、中国大陸で将来まともな民主主義国家が
誕生して昨日するとは到底思えません。
あの方たちには自由と民主という思想が理解できないはず。

それは韓国で行われてきたことを見れば分かります。
要は、かっこうだけは民主主義だけど、中身は無茶苦茶。
選挙で勝つのは常に情緒的に支持される候補者。
当選した政治家は政策よりも感情を優先します。

旧正月で日本には大勢の中国人がやって来たようです。
どうぞ、たくさんお金を使ってください。
日本をうんと楽しんでください。熱烈ではありませんが歓迎。
そして、日本と中国の違いを少しでも考えてください。
そうやって何百年も経ったら、あの国の人々も
自由や民主とは何か、が理解できるかもしれません。
私が生きている間には無理でしょう。

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(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

3月2日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
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2019/2/7 14:58 Comments (0)

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