選択肢が狭まっても、やっぱり「買ってはいけない」

それにしても・・・販売中の新築マンションが少なくなりましたね。
新しい物件が供給されず、ひたすら在庫処理を続けた結果、
徐々に販売が進んでこのような結果になっているようです。
これは、マンションを購入されるみなさんにとっては
選択肢が減っている、ということです。
狭まった選択肢の中で選ぶから、
とんでもない物件でも販売が進んだりします。
たとえば、埼玉のサクラディア。千葉のユトリシア。
これらは2つとも私が2ヶ月前に出したレポート
「買ってはいけない大規模マンション」に入っています。
それが・・・徐々にではありますが、販売が進んでいるようです。
はっきりいって、大胆な価格政策が取られています。
でも、だからといって「買ってもいいです」とはいえません。
10年後には半値になっている可能性があると思います。
35年ローンを組むと、完全に逆ザヤになります。
これからの時代・・・たとえ再び不動産の価格が
上昇する場面があっても(ないと思いますが)、
それは立地条件がいいところだけであって、
ああいう辺鄙な場所のマンションまでは及ばないはず。
どうしても新築に住みたい。
だけど予算がない。
という方は仕方がありません。
どうぞ、新築に住む喜びを1年ほど味わってください。
そのあと34年間、黙々とローンを払いましょう。
そうでない方は、たとえ選択肢が狭まろうと
「買ってはいけない」マンションは避けるべきです。
マンションを探している方は、往々にして
「来年3月までには・・・」みたいに、
自分で勝手に期限をつけて焦り始めます。
それは、結局失敗につながるケースが多いのです。
待っていれば、いい物件が出てくるのか?
出てくる場合もあれば、そうでないこともあります。
少なくとも、来年は今年より少し多くなるでしょう。
再来年は確実に多くなります。
2年も待てない・・・という方は、仕方ありません。
今ある中から、マシなものを選びましょう。
そして、なるべくなら「買ってはいけない」シリーズ
入っているような物件は避けるべきでしょう。
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2009/10/21 11:55 Comments (0)

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