尖閣問題が日本社会を健康に導いている

小学生の頃だったでしょうか。
前に何回も書いた通り、私は教師どもと全面対決をしていました。
その当時は、日教組の全盛期ではなかったかと思います。
わが家は古本屋だったので、私は小学生のころから
結構大人の本を読んでいました。
それで、何かの授業で教師が教育勅語について口を極めて謗りました。
家へ帰って父と母にそのことをいうと、
まず母は「昔はみんな覚えさせられたもんやけど」。
巷のインテリ気取りの父は「あれは結構名文や。ええこと書いてある」。

私は、それほど教師が悪しざまに言うのであれば、
さぞかし自分にとっては心地よい内容ではないかと推測。
さっそく、自分でもジクと読んでみることにしました。
こういう時に、古本屋というのは便利です。
その辺を探せば、教育勅語なんぞすぐに見つかります。

一読して、「へええええ!」。ちょっとした感動。
さっそく自分のノートに書き写して、暗唱出来るまでにしました。
意味だって、昔の小学生でも分かる内容ですから、すぐに理解。
いやいや・・・子ども心に思いましたが、これは名文です。
その一部をご紹介しましょう。

爾臣民、父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ、朋友相信シ、恭儉己レヲ持シ、博愛衆ニ及ホシ、學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ、徳器ヲ成就シ、進テ公益ヲ廣メ、世務ヲ開キ、常ニ國憲ヲ重シ、國法ニ遵ヒ、一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ。

次の日から、教師へのあてつけに大声で暗唱してみせました。
みんな「おー、すごいすごい」となります。
その時の痛快さを、今も忘れません。
いま読み返しても、これって日教組と真逆ですね。
ちょっと遊んでみましょう。これを日教組風に直すとこうなります。

人民のみなさん、両親の言うことだからって100%信じちゃダメ。兄弟や友人や夫婦の間でも、自分の意見はしっかり主張して妥協してはいけません。自分や他人の人権は何よりも大切ですよ。しっかりと社会主義の正しいところを学び、その範囲でよく考えて議論しましょう。弱そうに見える人を助けるポーズを見せて、市民運動にも積極的に参加しましょうね。日本国憲法はとても大事だから、これをよく守り、どこかの国が攻めてきたら抵抗せずに「話し合いで解決しましょう」と呼びかけるのです。そうすると、日本はいつまでも平和な国になりますよ。

まあ、こういうことでしょう。
しかし・・・世界史の中でここまで自国を貶める教育を
かくも長きにわたって続けてきた国があったでしょうか?
驚くべきことは、こういう阿呆な教師集団が跋扈し、
国家自滅のための教育を続けてきたにもかかわらず、
未だ日本は滅んでいないし、それなりに豊かです。なぜ?

いろいろな理由はあるでしょうが、
多くの人が日教組の教える内容を「聞き流して」来たからだと思います。
「ふーん。あんなことゆうたはるさかい、まあきいとこ」
そして、テストにそういった問題を出されたら、
教師の悦ぶようなことを書いておくわけです。
かくいう私も、同志社時代にはアカの教授が半分弱いたので
彼らの喜びそうな答案をたくさん書きました。
「アメリカ帝国主義に断固反対」とか
「天皇制は封建主義の遺物」みたいな(笑)。
まあ、大方の日本国民も私と大同小異だと思います。
「本音と建て前」を使い分けて来たのでしょうね。

ところが、最近の社会的風潮を見ていると、
そろそろこの不健康な二面性が改まる時が来たような・・・
多くの日本国民が健康的な愛国心を取り戻しつつあり、
正しい歴史認識や国際関係への理解が芽生えている気配を感じます。
その反対に、日教組をはじめとするサヨク連中の
パワーは日に日に衰えているようです。
例えば、一時は「反原発」ではしゃぎまくっていたサヨク君たちも
総選挙の結果を見て激しい虚脱感に襲われたみたいですね。
その後の動きは実に鈍くなったと、私は感じています。
これはまさに慶賀の至り。

大きな役割を果たしたのは、支那・韓国と民主党。
ここ2,3年の支那と韓国は、まるで振付師がいるかと思えるほど
日本に対して絵に描いたようなヒール(悪役)を果たしました。
今、支那を嫌がるシノフォビアが日本全体の9割達したと観測されています。
韓国に対しても、一部のアホな韓流ファンはいるものの
7割以上がマイナスの感情を持っているはずです。
また、これは日本だけでなく世界的な潮流でもあります。

また、民主党も「イッポン」と手を上げたくなるくらい
きれいに「ズッコケ」を演じてくれました。
これによって「やっぱりサヨク系はあかん」という
強烈なイメージを国民に植え付けましたね。
それらの、あまりにも大きな「敵失」によって
棚ボタの政権を得た結果、大きく期待されているのが安倍政権。
ここは一気に憲法改正まで突っ走りたいところです。

この流れにもう一発ドンと背中を押して欲しいのは、支那。
尖閣諸島に武力侵攻でも仕掛けてくれればいいのですが・・・
今なら、ほぼ完全に勝てます。アメリカも出てきます。
しかし・・・ちょっと残念なのは、最近の支那の姿勢が
やや「後退したかな」と思えるところです。
習近平君の本音は、どうやら「棚上げ」にありそうです。
でも、今の支那は彼の意志のみでは動きません。
現場が暴走して、仕方なく追認・・・
なんていう満州事変パターンも十分にあり得ます。
あるいは、支那政権内部の権力闘争の一環として
反習派が武力衝突を仕掛けるかもしれません。

もし武力衝突があっても、安倍政権なら「戦う」でしょう。
そうなれば、日本国内は反支那感情一色になりそうです。
それこそ、憲法改正なんてあっという間にできてしまうかも。
その代わり、支那に在住している日本人は
1945年の満州と同じ悲劇に見舞われる可能性が大。
失うものも大きいですね。

私は同社大学で外交史を齧って以来、国際関係には
常に高い関心をもって眺めてきました。
私が知る限り今ほど、東アジアが不安定な状態になったことはありません。
朝鮮戦争が終結して以来、もっともヤバイ状態なのが今。
前にも書いた通り、今年中に日支間で
銃弾が飛び交う事態になる可能性は、50%以上あると思っています。
そうなれば、日本、支那とも国内は大パニック。
特に、支那の共産党政権は尖閣問題が
キッカケとなって崩壊するかもしれません。

「また、榊が荒唐無稽なことを書いている」と思っていますね。
歴史をひも解いてみましょう。

蒋介石の国民党政権・・・日本との戦争で弱体化して共産軍に敗北
その前の清王朝・・・日清戦争の敗北で弱体化を露呈、崩壊へ
その前の明王朝・・・秀吉の朝鮮征討と倭寇によって弱体化、崩壊へ
その前の元王朝・・・いわゆる元寇に失敗したことが大きな躓きに

そして共産王朝・・・日本との尖閣紛争で敗退したことが社会の不安定化につながり・・・

なーんてことになる可能性は、十分です。
ですから、支那への投資や旅行は控えた方がいいですよ。
もっとも毒ガスの充満する支那へなんぞ、誰も行きたくないでしょうが。


2013/2/4 18:35 Comments (0)

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