湾岸に『シンガポール』を創ろう!

現在、不動産市場は多少の活気を呈しているのは事実です。
大きな取引の話をよく聞くようになりました。
でも、なんか引っかかるのですよ。
みんなが一斉によくなっているわけでもないのです。
売れないものは売れない、というところも多くあります。
逆に、一部ではよく売れています。

例えば、富久クロス(Tomihisa Cross)なんて、年内に完売しそうな勢いです。
私のところへも「3戸買ったけど、あと6戸買っていいか」なんて、
まるでバブル期みたいな相談が入ったりしました。
このマンション、竣工引き渡し時には値上がりしているかもしれません。
でも、昔みたいに3割も上がったりしません。
最大限で15%くらいではないかと私は読んでいます。

不動産の価格も、結局景気に左右されます。
今、多くの人は「これから景気がよくなる」と感じているのか・・
でも、実感としてはあまりそうなってはいないのも事実。
ここのところ、もっとも気になるのは株価。
上がったり下がったりしていますが、日経平均15000円が天井。

企業業績は確実に回復しています。
つまり、ファンダメンタルズは整ってきているわけです。
なのに、どうして株価はぐぐっと上がっていかないのか?
いつものことですが、株価は何かを知っています。

みんなの心に重くのしかかっているのは、消費税の増税。
過去ににがーい経験がありますからね。
駆け込み需要とその反動。今回はどうなることやら。
マンション市場の場合は、さらに恐ろしいことになるかもしれません。
前から書いている通り、建築費の高騰によって
消費税増税の何倍もの規模で最終価格が上昇してしまうのです。

先日、あるデベロッパーの担当者と話していました。
「あの物件は確か坪260万円で出せるとおっしゃっていましたよね?」
「いやいや、もう無理ですよ。もしかしたら300超えちゃうかも」
まあ、こういった具合です。

新築の販売価格があがると、中古も一時的に釣られます。
「マンションの価格が上がっている」
不動産屋さんたちは、すぐに大騒ぎします。
「今買わないと、もうこんな値段で買えなくなりますよ」
そういって、客に決断を迫ります。
私なら「どこがやねん」と返すのですが(笑)。

困ったことに、マスコミも評論家も騒いだ方が仕事になります。
「騰がる」と言った方が「下がる」というよりも景気がいいのです。
マンションの価格は下がるよりも上がる方がニュースになりますから。
だって、その方が不幸になる人が少ないでしょ。

もちろん、企業も行政も上がる方を歓迎します。
商売になりやすいし、税金もたくさん取れます。
でもねえ、それで多くの人はマイホームを買えなくなるのです。
景気がよくて、収入の上がっている時代はそれでもOK。
今買えなくても、そのうち買えるという希望があったから。
ところが、現在はどうでしょうか?

日本と言う国が今後経済成長を続ける、と考えるには無理があります。
その最大の要因は人口減。それは何度も書いてきたこと。
移民でも受け入れない限り、人口は増えないでしょう。
でも、妙な連中が増えても困ります。

いっそ、シンガポールのようにリッチな外国人は大歓迎、
という制度を導入してみてはどうでしょう。
日本で暮らせば、税金が安くなって規制も緩やか、なんて。
湾岸の埋立島をひとつ「外国人特区」にして、
外国籍の居住者は所得税の上限が20%。消費税なし。
公用語は英語。輸出入の関税はゼロ。
ただし、居住者は最低でも100万ドルの金融資産があること。
なんだか「ゆかし」みたいですね(笑)。

つまり、湾岸の島をひとつ、シンガポールにしてしまうのです。
税金を安くして規制を緩めてしまう。
金融に強いお金持ちにはとっても住みやすい島。
きっとマンションの価格も港区以上に上がりますよ。

羽田と銀座へ直通道路を通しておけば、移動には便利。
同じような特区を沖縄の一角にも設ければ、
冬の寒い時期はそちらに住んでもらえばいいでしょう。
昔よりも悪くなったとはいえ、日本の治安は世界有数。
ホスピタリティは、ほとんど世界一。お・も・て・な・し ですから。
建築技術も世界一ですから、トラブルも僅少。
世界のお金持ちを喜ばせる材料はそろっています。

特区に住む外国人が時々本土に遊びに来てくれれば、
たくさんお金を落としてくれるので、経済にも好影響。
何よりも年収何億円の方々ですから、所得税もガッポリ。
犯罪者予備軍の支那人の語学留学生を受け入れるより、
はるかに名案だと思いますが。

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2013/11/1 10:35 Comments (0)

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