フィリピン救援に自衛隊を派遣せよ

フィリピンが台風で大変な被害にあったみたいですね。
死者が1万人を超すというニュースも伝わっています。
ぜひ、日本からも救援の手を差し伸べるべきです。
私が言わなくても、もう様々に動いているでしょうが。

先の大東亜戦争で、もっとも日本人の死者が多かったのは
実はフィリピンであるのをご存じですか?
様々な数字がありますが、軍人・民間人併せて約52万人。
一地域、一国としては最大だそうです。
8年も戦争を続けた支那大陸でも約46万人ですから、
その酷さというものはご理解いただけると思います。
ちなみに、満州は25万人。多くの日本人が奴隷として拉致された
ソ連本土では約6万人とされています。

というわけで、フィリピンには今でも日本人の遺骨が
たくさん眠っているそうです。何とか帰してあげたいですね。
実際、これまでに多くの遺骨収集団が派遣されました。
しかし、最近ではほとんどなくなっています。
参加者が高齢になってきたのと、いろいろ不都合が重なったからです。

「日本人の遺骨があるよ」と現地のガイドに教えてもらって
掘り出した骨は比較的新しかったり、動物のモノだったり。
まあ、日本人の遺骨収集団に骨のあり場所を教えるとお金がもらえる、
という慣習がそういうことを招いたらしいのですが。

現地の人たちと仲良くなるために、いろいろお土産を持っていきます。
子供向けのお菓子なんかが多いようですね。
地元の小学校の校長先生に「みんなに分けてあげてください」と
たくさん渡したらどうなるか。校長先生は自宅に全部持って帰ります。
まあ、そういうお国柄だそうです。
日本と違う、といって怒っても仕方のない話。

このままでは、遺骨のDNAと年代を一発で見分けるような
よほどのハイテク機器でも開発されない限り、数十万柱の遺骨は
半永久的に日本に帰ってこられないでしょう。
遺族たちの年齢は、もう現地渡航が不可能なまでに高齢化していますし。

今回の台風によって、世界から多くの救援隊が赴くでしょう。
日本からもぜひ行って欲しいですね。
もう出発している方々がいるかもしれませんが・・・
早ければ早いほど効果が上がります。

こういう救援活動で、もっとも大きな力を持っているのは
どこの国でも同じ。それは軍隊です。
東日本大震災の時、アメリカは空母を派遣してくれました。
確かに、戦闘機は役に立ちません。でもヘリは万能です。

気仙沼で孤立した大島。補給の途絶えたこの島に
最初に降り立ったのはアメリカ海兵隊の先遣隊でした。
「今、何が一番必要ですか?」選ばれて派遣された
日系4世の女性伍長は「現場の声」を聞き取り、そのまま空母へ帰還。
「子どもたちが遊ぶおもちゃがない」
着の身着のままで避難した子どもたちには、おもちゃなんてありません。
しかし、空母の制式補給品にこどものおもちゃなんてありません。
直ちに艦内放送が流れました。
「日本の被災した子供たちへ、プレゼントしたいおもちゃはないか?」
乗組員、海兵隊員が我も我もとおもちゃをもって集まったそうです。
みな、寄港した時に自分の子どもに上げようと思っていたおもちゃを
被災した子どものために供出してくれたのです。
まさに「トモダチ」作戦ですね。

軍隊は戦争をするのが本職ですが、その反対の活動でもかなり有能です。
つまり、殺し、破壊するのではなく、救い、助ける活動です。
今回、フィリピンに近いエリアで最も効果的に救援活動ができるのは、
もちろん沖縄やグアムに駐留しているアメリカ陸海空軍と海兵隊。
しかし、その次は日本の自衛隊ではないでしょうか。
こういう時、命令ひとつで自衛隊を派遣できないのは悔しいですね。

52万人が命を落としたフィリピンの戦いから69年もたっています。
であるのに、いまだ日本は軍事で半人前以下の国家です。
早く憲法を取り換えて、有事法制を作って、核武装をして、
海外派遣能力を備えた軍隊を持って、しっかりと国民と領土を守り、
そして天災その他で被害を蒙った地域を助けに行く・・・・
そういう一人前の国家に戻れるには、あと何年かかるのでしょうか?
あるいは、私が生きている内には無理なのでしょうか?

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2013/11/11 14:09 Comments (0)

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