京都は日本一「女尊男卑」な街だ!

私は京都市内の京大と銀閣寺の間ぐらいの場所で生まれ育ち、
高校を卒業してすぐに同志社大学に入学しました。
この大学は、当時(今でも?)の歴史教科書に出ていたせいか、
学生が全国から集まってきます。
京都市内の自宅から通っている学生の割合なんて、多分1割以下。
それは今も変わらないと思います。

私のように、外部の高校から入って来た自宅生はさらに僅少。
自宅生の大半は同志社高校や同志社香里からの内部進学者。
したがって、私なんかは自然に地方出身者と交わることになります。
そこでまあ、ちょっとしたカルチャーショックを受けるわけです。

もっともスゴイと思った、京都とその他地方との違い。
それは、日本と言う国は基本的に男尊女卑であったということ。
私は70年代の中学・高校教育を受けた世代です。
それも、共産党系日教組の強い京都市内の公立校で。
当然「男女平等」とか「日本国憲法を大切に」と、
教え込まれてきました。受け容れませんでしたけど(笑)。

まあ、憲法云々はいいとして「男女平等」については???
そんなもん、すでに平等かそれ以上の状態でしたから(笑)。
家庭でも学校でも、そりゃ、表面上は男の方が偉いように見えます。
しかし、実際に支配しているのは女の方だ・・・
というのが、我ら70年代京都学童における無言の共通認識。
まあ、それはいいのですが・・・

地方からやって来きた連中と、僕ら市内出身者の何が違うかと言うと、
ズバリ「彼女の扱い方」だったのです。
例えば、地方出身者の高校時代から付き合っている彼女が、
京都に遊びに来たとします。僕らも一緒になって遊んだり、
酒を飲んだりすることになります。
すると、彼女は彼の召使い状態なのです。

「へえ、お前彼女にそんなことさせてええの?」
僕は素直にそう思いました。
荷物を持たせたり、たばこを買いに行かせたり、アゴで使います。
当時の私ら京都市内人にとっては考えられないこと。

京都では、基本的に男は女に仕えるもの。
彼女の荷物はこちらが持ち、駅では切符をかってやるもの。
そりゃ、人の目のあるところでは多少偉そうにしますけど。
しかし、度が過ぎるとあとで手痛い目にあわされます(笑)。

だいたい、京都というのは女が支配している街です。
主要な産業のひとつは観光。「お・も・て・な・し」の元祖みたいなもの。
その主役は、当然に女性です。
お店でも旅館でも、表に出てにこやかにしているのは女将。
男は奥の方にすっこんでいるか、いません(笑)。

京都の男は、なよっとしていて丸い言葉を喋ります。
まちがっても他人を殴りかからせるような話し方をしてはいけない、
と小さなころから訓練されるのです。
「まあまあ、そないにキツいことゆわんでもよろしおすやろ」

実は私、こういうのが大の苦手。一応、真似はできますが(笑)。
私という人間は、もめごとが生じたら
「せやったら、とことん勝負つくまでやろやないかえ」というタイプ。
だから、京都と気性があわあかったのですね。

ただ、対女性については、京都感覚が刷り込まれていました (笑)。
つまり「女には勝てない」「女は大事に扱う」という習慣。
ところが、同志社大学の4年間で気が付いてしまったのです。
日本と言う国は、全体的には未だに男の方が偉そうにしてもいい・・・
男がこれほど女に媚びへつらっているのは、京都だけだったのだ!

それは実に私が同志社大学の4年間で学んだ、
もっとも重要なことだったかもしれません(笑)。
卒業後、就職してからの最初の上司が女性。
ヒデーめにあいながら、実感しました。
「もしかしたら、女というのは総じて男とはまったく違う生き物ではないか」

それはもう、第二のカルチャーショックでしたね。
70年代の左翼的「男女平等」教育がヘンな風に刷り込まれたおかげで、
男女の差と言うものは性の違いだけで、
潜在的な知的能力は同じだと思いこんでいたのです。

私は、京都以外のところで育っていたとしたら、
男女の違いとその宿命的な関係性について、
もう少し「自然」な感覚を身に着けたのではないかと思います。
当時、おそらく日本で有数の偏向教育を受けた上に、
この国で一番「女尊男卑」の街で育ってしまった運命(笑)。

ただ、いいこともあります。
「女性には優しくすべき」というティーンエイジャーの頃の習慣は、
その後も自然と私の基本的な行動様式になりました。
少なくとも、積極的に女性から嫌われるタイプではありません。
人からはよく「女にモテる」という誤解を受けます。
京都人の男というのは、女性と同化する訓練を受けたようなもの。
だから他の街に育った方に比べ、女性と話すための
「垣根」がかなり低いのではないかと感じます。

そんな京都のマンションレポートを更新しました。
いやはや、京都のマンション市場はおかしくなっていますよ。
郊外は普通なのですが、真ん中あたり。
田の字エリアと御所周辺は「バブル」と言っていいでしょうね。

そして、大型物件も出てきました。
パークシティ桂やザ・京都レジデンス四条河原町。
前者は、近郊の大規模開発。価格政策に注目。
後者は、一応京都市の中心地。高島屋の裏手です。
しかし・・・それにしても物件数が多すぎ。
今日という街はここ30年以上、ほとんど人口が増えない不思議な街。
こんなにたくさんのマンションを供給して、どうするの?
と、言いたくなりました。

話に聞くと、東京の人も買っているのですね。
でも、だからといってそんなのいつまでも続きません。
これはバブルです。どこがバブルで、どこが普通なのか?
私の考えはこのレポートに詳しくまとめました。
京都でマンションを買おうとしているのなら必読。
ぜひ、お役に立ててください。

パークシティ桂やザ・京都レジデンス四条河原町は
中古で売りやすい、貸しやすい?
「京都市の全35物件」
価格 5,490

このレポートに収録されているマンションは、■パークシティ桂 マンション街区, ■ザ・京都レジデンス 四条河原町,■ザ・レジデンス京都 祇園八坂通,■ルーシア京都河原町六條院,■ジ・アーバネックス京都 松ヶ崎,■プレサンス ロジェ 洛北,■ブランシエラ二条城,■ジオ御所南 河原町二条,■パークホームズ堺町御池,■パークホームズ烏丸通 二条,■プレサンス ロジェ 烏丸御池,■Brillia(ブリリア)京都五條院,■デュオヒルズ京都烏丸,■プレサンス グラン 京都東洞院,■ロジュマン京都六角通,■リフレス京都五条,■パラドール京都烏丸・璃宮,■リソシエ四条クロスコート,■プレサンス ロジェ 四条大宮駅前,■ジオ烏丸五条,■ルーシア四条烏丸,■エステムプラザ京都 河原町通II レジデンシャル,■ファインフラッツ京都桃山 御香宮, ■ル・パルトネール西京極,■ザ・パークハウス 北野白梅町,■パデシオン京都五条,■ル・パルトネール京都丹波口,■プライムメイツ伏見丹波橋,■パデシオン伏見墨染セントラルマーク,■ローレルコート嵯峨嵐山,■ファインフラッツ京都山科ザ・レジデンス,■リソシエ ローヴ四条,■エスリード京都大宮,■エステムプラザ京都聚楽第 雅邸,■ウィズフィール京都山科,以上の35物件

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2013/11/18 0:23 Comments (0)

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