告白・・・榊は「国語1」 & 大友さんのコラム執筆

20年以上前、とある大手マンション販売会社の担当者と
広告の打ち合わせをしているときによく聞かされたセリフは
「俺よ、高校んときに美術2だったからさ、デザインなんてわかんねえ。
 だから、榊さんの思うとおりやってくれていいよ」

その販売会社は、広告にうるさいことでつとに有名。
しかし、あれこれいう割には脳味噌がツルツル・・・・
広告屋の間でその会社は「芝のチンピラヤクザ」と呼ばれています。
まあ「感度リョーコー」なんてやって喜んでいる連中ですから。

同じ系統だけれども、ちょっとだけマシなオツムをお持ちなのは
「新宿のインテリヤクザ」と呼ばれているノルマ不動産。
同じヤクザでも、小賢いところがあって始末に困ります。
まあ、どちらも「ヤクザ」ですから、
厄介な連中であるところは変わりません。

ところが、その「美術2」氏はいたって頭脳明晰な合理主義者。
「チンピラヤクザ集団」の中でメキメキと頭角を現し、
あれよあれよという間に出世したかと思うと、
そういう「脳味噌ツルツル」系に愛想をつかしたのかどうか、
いまや業界で知る人ぞ知る企業の副社長に転進。
今でもときどき酒を飲んだり、情報交換をしています。

まあ、自ら「美術2だから」とおっしゃるだけあって、
己のことを知り、余計なことにエネルギーを使わない方。
アノ頃のことでよく思い出すのは「俺は美術2」といわれたときに
「実は、私は国語1なんです」なんて絶対に言えなくて、
ちょっと罪悪感をもってしまっていた自分・・・・

当時も私は、「文章屋」という肩書きで生きていましたから
まさか「国語が1だった」なんて言えませんぜ(笑)。
ついでをいうなら、いまでもセンター試験で満点に近い「地理」も「1」。
「1」の理由は日教組のクソ教師どもとの大喧嘩なのですが
所詮「1」は「1」。卒業間際に「2」でなんとかセーフ。
2教科とも定期試験の成績は間違いなく上位でしたから、
流石の日教組も最後まで「1」とはできなかったのでしょう。
しかし、3流大学にも推薦してもらえない酷い成績。
多くの同級生は私が落第したと思っていました。

まあ、今となってはただの笑い話です。
でも、私は卒業後もずっと・・・
10年位前まで高校を「落第」する悪夢にうなされていました(笑)。
大学に合格したことよりも、日教組のクソ教師どもが跳梁跋扈する
理不尽なアカ高校を無事卒業できた喜びの方が大きかったですね。
それはもう、すごい解放感でした。まるで刑務所を出たような・・・(笑)

その高校、かつては京都大学の合格者が全国一位だったのが
今では見る影も無い5流校にオチぶれています。
日本航空と同じで、アカ組合が幅を利かすとロクな結果になりませんね。

なんでそんなことを最近思い出したかというと、
私の子どもが受験をしていて、自分の学校時代を思い出したことがひとつ。
そして、日教組から「国語1」を貰った自分が、
今は「国語」を駆使して生きていることにおかしみを感じたせいです。

そういえば、このブログにはちょっとした誤字脱字を
しつこくご指摘くださる読者がいらっしゃいます。
まったく感謝に耐えません。
榊は「国語1」ですので、日教組よろしく今後もご指導・ご鞭撻をお願いします。

「国語」とはちょっと離れますが、
さほど遠くない話題をもうひとつ。

実は、尊敬する業界の大先輩が
「夕刊フジ」の求めに応じてコラムを執筆されることになりました。
それは他ならぬ大友雅敏さん。
このコラムにも度々登場し、多くの方のマンション購入の
実に頼もしい「お助けマン」として活躍しておられます。
彼の不動産取引と業界事情に関する卓越したご見識と
慧眼鋭き洞察力は私など足元にも及ばないと常々畏怖しているお方。
その大先輩が、とうとう本日2月8日の月曜日発売号から、
「大友雅敏の、デフレ時代のマンション購入術」というテーマで
コラムを掲載されることになりました。
「夕刊フジ」では初となる、ウィークデイ2週間連続掲載だそうです。

こんな時代に、どういう方針でマンションを買えばいいか・・・
その秘訣を業界の大先達・大友さんが明らかにしてくれます。
みんさん、ぜひ読みになってみてください。
榊とは違った視点の「マンション購入術」に出会えると思います。


2010/2/8 11:06 Comments (0)

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL


Leave a comment

※こちらへ書き込みいただいたコメントは、承認後全て表示されます。
マンション購入に関する個別相談等こちらへ表示させたくない場合は、
専用フォームからお願いいたします。