グランドメゾン白金レジデンスの販売再開を待つ

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では、今日の本題です。

ルーブルは対ドル60台で踏みとどまっていますね。
昨日、プーチンは会見でそれを表明していました。
しかし、市場というのは制御しようと思ってもそう簡単ではありません。
ロシア人の富裕層が国外に逃げ出せば、
ルーブルは紙屑のように売られてしまいます。
あの国はいつになった国民の福利を第一に考える政府を持てるのでしょう。
まあ、他人事ですから眺めているだけですが。

さて、今日の主題は久々にマンションに回帰します。
昨日、港区のマンション現場を回ってきました。
見てきましたよ、グランドメゾン白金レジデンスの現場。
1年くらい前に見た時と比べて、あまり進んでいませんが
きっちりと工事はなさっていました。
計画自体がなくなったワケではなさそうですね。

しかし、オフィシャルページは閉じられたまま。
一体どうなっているのでしょう?
「白金台」の駅から徒歩5分。いいところです。
周辺は主に戸建ての瀟洒な住宅が立ち並んでいます。

積水ハウスという会社は、東京では安いマンションを作りません。
いいものを作って高く売る、という路線を守っています。
それはそれでいいと思います。
しかし、消費者に対して誠実かというと、ちょっと疑問。

このマンションの近くでグランドメゾン白金の杜ザ・タワーという
かなりいいタワマンを現在も建設・販売中です。
施工は大成建設が行っているのですが、
今年の初めにちょっとした騒ぎがありました。
「計34本あるRC柱のうち19本で、主筋を固定する補強筋(拘束筋)の一部が設置されないままコンクリートが打設されていた」(日本経済新聞2014/3/27)
最初に報じたのはブルームバーグ。
積水の担当者は「訴える」と息巻いたそうな。

実はこのマンション、私のお奨めです。
場所がいいのと、まわりにタワーが少ないので眺望もいいはず。
価格はちょっと高めでしたが、今となっては普通。
だいたい、こういうマンションは価格が安いとか高いとか
議論しても仕方がないところがあります。
そこは一般人にも手が出る湾岸エリアとの違い。
特にこのマンションは「玄人好み」の要素が強いですね。

このちょっとした騒ぎの中身は、ただの施工ミス。
いくらでも「やり直し」が効く範囲だと思いました。
現に、竣工時期を引き延ばすことなく工事は続いています。
しかし、一度味噌がついてしまったので販売にはブレーキがかかった模様。
なんともお気の毒なことです。

ただグランドメゾン白金レジデンスの方は、
ちょっとヤバいことがあったように窺えます。
そんなこと、積水の広報に聞いても答えてはくれないでしょう。
早々とオフィシャルページを閉じてしまいましたから。

でも、マンションとしてはなかなかよい物件かと思います。
こちらも、どちらかというと玄人好み。
筋のいいお金持ちが住むために買いそうな感じがしました。
しかし、まわりの反対運動が凄まじいですね。
現地に行くと、反対看板が林立している感じです。

マンションというのは、法令にかなっていれば建設を阻止できません。
建築確認が下りてしまえば、もうあとの祭りです。
よほどのことがない限り、元の計画のまま建ってしまいます。
今回、この「グランドメゾン白金レジデンス」は
その「よほどのこと」があったのだと推測できます。
どなたか、ご存じの方はこっそり教えてください。

あと、工事が続いている以上、その内に販売が始まるのでしょうね。
どんな内容で、いくらで販売されるのか興味があります。
というか、港区は私の資産価値レポートのカヴァー範囲です。
しっかりと内容を見極めて、レポートに書くつもりです。

今年は、こういう「事件」が多かったですね。
あのヒューザー・姉歯騒動以来だったのではないでしょうか。
あの時、私はまだ住宅ジャーナリストをしておりませんでした。
ただの広告屋。それもマンションが専門の。

まわりの人が「これでマンションが売れなくなると仕事が減るか」
なんて心配していましたが、私は笑い飛ばしていました。
実際、新築マンションの販売にはほとんど影響なし。
デベロッパーと打合せをしていても、ただの笑い話。
ヒューザーの社長が業界内でいかに評判が悪かったか、
というお話をたくさん聞かせてもらいました。

来年はどうなるでしょうね。
建設現場での人手不足は多少緩和しているようです。
今年起こったいろいろな事件の遠因は人手不足にある、
と私は勝手に想像をめぐらせています。
そこが多少なりともゆるくなれば、
事故は少なくなるのではないでしょうか。
そう願いたいものです。

積水さんも「グランドメゾン白金レジデンス」の販売を
再開するのなら、早めにいきさつを公表すべきですね。
内々に販売できるのなら話は別ですが。

2015年1月27日(火) バリ島不動産投資セミナー開催

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2014/12/19 15:21 Comments (6)

6 Comments

まろたんさん、こんにちは。

今日はちょっと温かいですね。
昔、子どもが4歳か5歳くらいの時に
「お父さんやお母さんはいずれ死ぬんだよ」
といったら、すごく怖がっていました。

人間、常に死と背中合わせに生きています。
この平和な時代は、市が早めにやってくる確率が低いだけ。
武家の教えではないですが、ある程度の歳になれば
それなりの覚悟をしておかねばなりません。

宗教というのは、基本的に「死という現実を和らげる装置」
ではないでしょうか。
そんなことを考えながら、次のブログ原稿を書きます。

では、ごきげんよう。 榊淳司

2014/12/22 13:32 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

さっそく、ご訪問いただきまして恐縮です。

> ポジション・トークは、うつくしくありません。

ナイス・ボール。
ですね。
私も同感。
目に余る「我田引水」は見苦しいかぎりですわ。

私は2年ほど前、たまたま出会い、
ブログのほぼ全文、読んで来ました。
2年間も読み続けて来ますと、人となりが見えてきます。

リンクしているプロ・ヴィジョンのHPも、秀逸。
とても「有用・有益」な内容・出来ぐあいだと思います。
介護ニーズのある方がおいででしたら、ご紹介してあげて下さい。
介護も、一般人には分かりにくく、戸惑う分野ですから。

さて。
今日は午後、三鷹市某所まで出掛けました。
隔月開会の「自分の死を考える集い」に出席。
回を重ね42回目。100人ほどの参加者。

8割方は「ばさま」(笑)
「じさま」は僅か。
オトコはニガテなのでしょうか?
ああいうの。

今日の「講話者」は、余命を宣告された74才の女性。
元・看護師さん。
通り一遍の感想は控えます。
よって、感想はノーコメント、と。
ただひとつだけ。
「あすは我が身か」と。

お休みのところ、失礼しました。

ごきげんよう。

2014/12/21 22:40 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

「もも編集室 ここだけの話」、行ってきました。
素直なものいいがいいですね。

実は私、他人のブログはほとんど読みません。
チェックしているのはひとつかふたつ。
それも1か月に数度行く程度。
ツイッターではよくつぶやきますが、
フォローしているのは3人だけ。
唯我独尊、ひとりよがり、単なるわがまま、天邪鬼。

この日本の珍奇な「持ち家思想」は、
まさに岩盤にように強固な固定観念になりました。
家なんて、単なる道具だと思えばいいのに。
私はその「家」を飯の種にしているので
あまりくさすこともできないのですが、ありていに言えば万物流転。
あーのこーのいっても仕方がない。

私のものいいの原点は結局そこにあります。
山田由美さんという方には好感を持ちました。
素直にものをいう方は好きです。
ポジショントークは美しくありません。

少し寒気が和らいだでしょうか。
でも、まだまだ寒い。
ご自愛ください。

ごきげんよう  榊淳司

2014/12/21 11:13 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

戦後のニッポンは「土建国家」でした。
田中角栄に象徴される、まさに「日本列島改造」。
そこで大暴れした?のが、不動産屋と建設業だった。
いいわるいは置きまして、日本列島の風景が一変しました。

その一角を占めたのが個人の住宅です。
国土のあちこちを削ったり盛ったり乱開発して、
戸建て・マンションを、次からつぎに建設し売りまくった。
それを国民は買いまくった。ほとんどが住宅ローンで。

或るエコノミストだったか、書いていました。
戦後の政府の住宅政策は、個人による「公共投資」だったと。
税金ではなく、個人のお金を利用した効率のよい「公共投資」だったと。
ま、確かにそのような一面はあったと言えるでしょう。

もちろん働くモチベーションにもなりました。
「土地神話」もアクセルになりました。
今、高齢者層の持ち家率の高さは、それを表しています。
ヨーロッパでは、こんなには持ち家率がなく、低いとか。

ひとことで総括すれば、
「ニッポン人、すごい!」でしょうか。(笑)

さて、榊さまにブログをひとつご紹介します。
介護・老後分野のブログで、高齢者層の住宅もカバーしています。
「もも編集室 ここだけの話」でググりますと、表示されます。
「山田由美」という女性が管理・書き込んでいます。
あえてご紹介する理由は?

山田由美さんの「かきっぷり」が、とても良いからです。
女性で表現こそソフトですが、内容は業界・行政に対して、
いささかの遠慮も容赦もなし、という書きっぷり。
よく観察し、是々非々で論評されています。

私は、介護・老後に限らずブログを当たっていますが、
なかでも「エクセレント」ですね。
平日はほぼ毎日更新されているようです。
ブログの長さも2-3分で読めるもので、読みやすい。

本拠地は京都市。
プロ・ヴィジョンという株式会社の役員とか。
女性ばかり、5人くらいの体制でやっておられる感じ。(推測)
山田由美さんは、関西中心にした講演がメイン業務のようで、
ブログに顔写真もUPされています。

季刊誌を出版されていまので、私は講読しています。
季刊誌よりも、内容はブログです。
季刊誌の他にも介護・老後関係の出版物があります。
独断と偏見で言いますと、他のどれよりも「中身が濃い」。

ま、お時間がありましたら、ブログを覗いてみてください。
私は、山田由美さんと何のカンケイもありません。念のため。(笑)

お忙しい年末に、おじゃましました。

ごきげんよう。

2014/12/20 10:50 | by まろたん

まろたんさん、こんばんは。

へえ、ヒューザーの社長がタクシーの運転手ですか?
社長時代は運転手付きのリムジン後部座席でふんぞり返っていたお方。
今はタクシーの運転席とは、落差が激しい。
でも、ちゃんと出てくるところがいいですね。
世の中、陰でコソコソしている奴が多い割にはご立派。

江副さんも引き際は悪くなかった記憶があります。
でも、リクルートという企業は好きになれません。
賢い連中がバカのふりしてノリノリで仕事する・・・
私には性格的にあいません。

しかし、一度は乗ってみたいですね、そのタクシー。

ではまた。ごきげんよう。

榊淳司

2014/12/19 23:25 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

> ヒューザーの社長が業界内で、ウンヌン。

名前は失念しましたが、数年前、あの社長の写真が、
或る週刊誌に掲載されていました。
たまたま立ち読みで見たのですが、タクシーの運転手に転身されていた。

どんな顔かたちだったか忘れましたが、うらぶれた感じはしてなかったような?
私は全くの外野の身ですから、勝手なことを言えば、
彼も逃げ隠れせず、写真におさまったという点は、
是かなと思いました。
ま、ほんとヒトゴトですから。

ああいうことになったら、人前には露出したくないでしょう。
ついつい逃げ隠れしてしまいたくなるが、ひとの常かと。
最近では理研の「コボカタ」おばさん。
男では、都知事閣下の「イノセ」のおっさん。
ま、わが身を晒したくはないでしょう。

でも、ですね。
なにも「人をあやめた」わけではないのですから、
そんなに「おかくれ」にならなくても。
と、ま、ヒトゴトですから、なんとでも。

先般、鬼籍にはいられたリクルートの「江副浩正」さん。
あれだけの仕事をなさった人ですから、もう少し、
という外野の欲目はもちましたけど。

その現役時代、若手社員に人気があったようですね。
「働きやすい会社です」
と、私は、若手社員から直接聞いたことがあります。
ずっとむかし、或る飲み屋で、たまたま話す機会がありまして。
当時、私はリクルートのことをほとんど知りませんでしたから、
「ああ、そう」みたいな、ぬけた感じで受けていました。(笑)

人生にも、一敗、地にまみえる、ことがあります。
たたかいですから。
「敗戦処理」って言うのでしょうか?
死ぬまで、たたかいですから。
なかなか、どうして、むつかしいものですね。

「終わり良ければ、すべてよし」と。
どういう意味なのでしょうかね?
やっぱり、凡人崩れには、むつかしいものですわ。

今夜は、しゃぶナベでシメましたわ。
うまいのなんのって。
くうのも、たたかい。(笑)

ごきげんよう。

2014/12/19 21:58 | by まろたん

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